ボルボ V50 R-デザイン エクステリア
ボルボ V50 R-デザイン フロント

ボディと同色にペイントされたフロントスポイラーを始め、数々の専用アイテムがおごられる。決して派手ではないが、さりげなく個性を主張している。

ボルボ V50 R-デザイン リヤ

マットクロームのドアミラーカバーやルーフスポイラーがスポーティなイメージを与えてくれる。ボディカラーは全5色をラインアップする。

ボルボ V50 R-デザイン フロントマスク

フロントグリルはR-デザインのロゴが入れられた専用品。このほかにも各所にロゴがちりばめられ、特別な限定モデルであることを物語っている。

ボルボ V50 R-デザイン ドアミラー

あえてボディ同色とせずマットクロームのカバーが装着されたドアミラー。マット仕上げの適度な光沢が高級感を演出している。

ボルボ V50 R-デザイン リヤ ルーフスポイラー

専用のルーフスポイラーがスポーティな雰囲気をプラスしている。セダンのS40にはウイングタイプのトランクスポイラーが装着される。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

今しか買えない期間限定モデル

ボルボ V50 R-デザイン エンブレム

 ボルボは2007年にエントリーモデルのC30やフラッグシップモデルのSS0、さらには主力モデルのV70など合計5車種の新型車を投入した。これはボルボとしてはかつてない新型車攻勢であり、ボルボの企業規模を考えたら、信じられないくらいの大攻勢だった。その反動もあってか、2008年は新型車の投入はなく、特別仕様の限定車などで販売の底上げを図る考えだ。
 そこで登場したのが今回のR-デザインだ。これはC30、S40、V50という比較的小さなボルボ車を対象に設定されたもので、外観、内装、足回りなどに専用の仕様を備えた限定販売のモデルだ。

数々の専用アイテムでスポーツ性と上質さをプラス

ボルボ V50 R-デザイン フロントマスク

 ボルボではかつて850の時代にT-5Rを設定したほか、Rの名のつく限定車を何回か設定しているが、過去のRモデルはそれなりにスポーティ度の高いモデルだった。今回のR-デザインは、必ずしもレーシングを意味するRではなく、リファイン(洗練)を意味するRなのだそうで、スポーティさよりも上質さを追求したモデルに仕上げられている。
 C30、S40、V50とも、2.4Lの自然吸気エンジンを搭載した2.4iと2.5LのDOHC+インタークーラー付きターボ仕様のエンジンを搭載したT-5の設定がある。標準車ではT-5はAWD車とされているが、R-デザインのT-5はFF車であるのもポイントだ。
 外観デザインはフロントグリルにRデザインのロゴが入ったほか、前後のスポイラーやサイドスカートなどエアロパーツ一式が装着されて外観上の違いを演出している。さらに5本スポークの17インチアルミホイール&タイヤを履くのも特徴だ。

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代表グレード
2.4i R-デザイン
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4520×1770×1480mm
車両重量[kg]
1470kg
総排気量[cc]
2434cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
170ps(125kw)/6000rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
23.5kg-m(230N・m)/4400rpm
ミッション
5速AT
10・15モード燃焼[km/l]
9.5km/l
定員[人]
5人
税込価格[万円]
432.0万円
レポート
松下宏
写真
和田清志
スタイル インテリア 走り&メカニズム