マツダ アテンザ インテリア
マツダ アテンザ インテリア

海外のライバルに対抗するべく、インテリアの質感は大幅に高められた。デザイン自体もヨーロッパ車的な雰囲気だ。

マツダ アテンザ フロントシート

ボディサイズが拡大され、室内空間のゆとりも増している。シートの出来もよく、しっかりと体を包み込んでくれる。

マツダ アテンザ リヤシート

後席のスペースも余裕十分。大柄な男性でも足元やヘッドクリアランスは満足できるスペースが確保されている。

マツダ アテンザ メーター

メーターのデザインもヨーロッパ車風。視認性もよく、スポーティなイメージだ。

マツダ アテンザ 5速AT

マツダ アテンザ 5速AT

マツダ アテンザ 6速MT

このクラスとしては珍しくマニュアル仕様(6速)も用意。5速ATはマニュアルモード付きでステアリングスイッチでもシフト操作が可能。

マツダ アテンザ セダン ラゲッジ

マツダ アテンザ ワゴン ラゲッジ

マツダ アテンザ スポーツ ラゲッジ

セダンでもまずまずのスペースを確保している。また全モデルともリヤシートをたためるので、長尺物でも簡単に積み込める。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

インテリアの質感は大幅にアップした!

マツダ アテンザ インテリア

 初代アテンザが高く評価された中で、比較的評価が低かったのがインテリア回りのクォリティ。特にヨーロッパではインテリア回りのクォリティの高さで定評のあるアウディA4などと戦うわけだから、インテリアのクォリティは相当に高いものが要求される。
 今回のアテンザはインテリアの仕様に相当に力を入れたということで、全体的なスポーティさに加えて、高い質感を感じさせるものになった。できれば、もう少し思い切ってインストのセンター部分をドライバー側に向けてデザインするくらいの意欲があっても良かったのではないか。
 室内空間の広さはミドルセダンとして十分なもの。後席にも大人がきちんと座れる広さがあり、頭上にも足元にも余裕がある。リヤシートの中央にも3点式シートベルトが用意されている。

最新式の安全デバイスを搭載する!

マツダ アテンザ インテリア

 ほかの安全装備もいろいろと用意されていて、横滑り防止装置のDSCは2L車ではオプション設定となるが、2.5L車は全車に標準で装備されている。このほか、サイド&カーテンSRSエアバッグはオプション設定だが、アクティブヘッドレストなど、新しい安全装備も標準で用意されている。
 マツダプリクラッシュセーフティシステム+レーダークルーズコントロールに加えて、後続車の存在を知らせるリヤビークルモニタリングシステムもオプションで用意される。
 快適装備の中身も向上した。アドバンスキーとプッシュボタンスタートシステムはオプションだが、オーディオ以外の基本的な快適装備はひと通り標準となる。オーディオはカーナビと合わせてオプションで選択する仕組みだ。シートは2L車にも本革シートを標準装備するグレードが用意されている。
 ステアリングの横バーに設定されたボタンを操作することで、時計やドライブコンピューター、オーディオなどのコントロールが簡単にできるようにしたのも見逃せない。

代表グレード
セダン20E
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4735×1795×1440mm
車両重量[kg]
1400kg
総排気量[cc]
1998cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
150ps(110kw)/6500rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
18.6kg-m(182N・m)/4500rpm
ミッション
5速AT
10・15モード燃焼[km/l]
14.2km/l
定員[人]
5人
税込価格[万円]
228.0万円
発売日
2008/1/24
レポート
松下宏
写真
佐藤靖彦
スタイル インテリア 走り&メカニズム