優れた環境性能と低燃費を実現!!

 日野は、中型トラック「日野レンジャーハイブリッド」を“平成17年(新長期)排出ガス規制”に適合させ、1月29日より発売開始した。

 今回発売のモデルは、2006年10月に発売した小型トラック「日野デュトロハイブリッド」で新規採用している先進のハイブリッドシステムを中型トラックにも適用を拡大させたものであるという。
 これにより、高出力・高効率化した「新ハイブリッドシステム」とクリーンディ-ゼルシステム「DPR」搭載の「J05D」エンジンとの組み合わせで、優れた環境性能と燃費性能を実現した。

 また、新型「日野レンジャーハイブリッド」では、減速・制動時は減速エネルギーを回生してバッテリーに蓄電し、発進・加速時はモーターがエンジンをアシストするパラレル方式1を踏襲しており、新型の「交流同期電動機(モーター/発電機)」「ニッケル水素バッテリー」「インバーター」の採用でハイブリッドシステムの高出力・高効率化を実現し、進化させた。

 さらに、ドライバー席のメーターパネル内に「ハイブリッドインジケーター」を装備してエコドライブをサポートするとともに、セキュリティに配慮した「エンジンイモビライザー」を標準装備。“平成17年(新長期)排出ガス規制”への適合に加え、“国土交通省低排出ガス重量車「NOx&PM10%低減」”の認定を受け、“平成27年度燃費基準”も達成している。

 価格は、日野レンジャー ハイブリッド(BJG—FC6JKWH—NK 燃費基準達成車 キャブ付シャシー)で867万7200円。