WGPにはMotoGPマシン「RC212V」6台を投入

 ホンダは、2008年の二輪レース参戦体制を発表した。
 「FIMロードレース世界選手権シリーズ」(WGP)のMotoGPクラスでは、タイトル三冠の奪還を目指し、更なる改良を加えたMotoGPマシン「RC212V」を6台投入する。また、ワークスチームのレプソル・ホンダ・チームは、昨年と同様の布陣で、2007年シーズンをランキング2位で終えたダニ・ペドロサと2006年シリーズチャンピオン、2007年は同8位となったニッキー・へイデンで戦う。
 「MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ」では、昨年ファクトリーチームの参加が認められたことからワークスチーム「TEAM HRC」として参戦したJSB1000クラスだが、国内のロードレースの活性化とファンがより一層レースを楽しめる機会を増やすため、2008年は「ドリーム・ホンダ・レーシングチーム」としてJSB1000クラスに参戦する。
 「MFJ全日本モトクロス選手権シリーズ」では、ワークスチームの「TEAM HRC」は、IA1(4ストロークは450cc以下)クラスとIA2(4ストロークは250cc以下)クラスに参戦し、チャンピオン獲得に挑む。
 「FIMトライアル世界選手権シリーズ」には、4ストロークエンジンを搭載した「Montesta COTA 4RT」を2台投入し、ライダータイトルの2連覇とコンストラクタータイトルの3連覇を狙う。