次世代のLCV(小型商用車)を生産

 ルノー・日産アライアンスは18日、モロッコの首都ラバトにおいて、同国のアッバス・エル・ファシ首相立会いの下、同国政府とベルナール・レイ ルノー社代表及びクリスチャン・エステーブ ルノー タンジール地中海プロジェクトエンタープライズ代表がタンジールにおける複合生産施設設立の為の体制及び6要件についての協定に調印した。
 この署名により、ルノー・日産アライアンスはタンジール近郊に生産施設を建設することを確認した。
 これらの合意は2007年9月1日に同国のモハメッド6世国王陛下ご臨席のもと、同国ジェットゥ首相(当時)とルノー及び日産の社長であるカルロス・ゴーンが生産施設を新設することに関する覚書に基づくもの。
 この施設ではルノーのロガンのプラットフォームを採用した競争力の高い商品群に加え、日産の次世代のLCV(小型商用車)が生産され、両社の生産方式を拡大することになる。