前年比7.9%の販売増を実現
フォルクスワーゲングループは、2007年に初めて600万台以上を販売した。グループ全体で618万9000台という販売実績は、前年比7.9%に相当する。
フォルクスワーゲングループは、ブラジルと中国でそれぞれ581,300台 (前年比+32.0%) 、910,500台 (前年比+28.0%) を販売し、これらの主要ボリューム市場において、前年比3割ほどの増加を達成した。また中・東欧における販売台数は496,400台で20.9%増えている。付加価値税引き上げなどの影響で厳しい市場環境が続いているドイツでは106万台(前年比-4.8%)を販売し、マーケットシェアを32.6%から32.7%へ、わずかながら拡大することに成功した。
また、フォルクスワーゲンブランドは366万台の世界販売台数で前年比7.8%の増加を記録した。
アウディは964,200台(+6.5%)で、販売台数を12年連続で増加させている。また、チェコのシュコダは630,000台(+14.6%)という新記録を樹立した。スペインのセアトは431,000台という世界販売台数で0.4%の微増、ベントレーは6.7%増の10,014台で、初めて1万台を超えた。イタリアのスポーツカーブランドであるランボルギーニも、2,400台で前年比14.8%の販売増となった。ブガッティは前年販売台数の2倍弱にあたる81台(+80.0%)を販売した。
フォルクスワーゲン商用車ブランドは、前年比10.7%増の488,700台で、過去最高の販売記録を更新している。