ライター紹介

221616 編集部

世の中の自動車ニュースとは一味違う視点でスローニュースを発信。編集部員はクルマ初心者からクルマをこよなく愛するマニアまで幅広いメンバーで構成。全国のガリバーで売れている中古車や車のスタッフレポートなど、生の情報をお届け中。

開幕目前!「D1グランプリ」の迫力を間近に!

 毎年多くのクルマ好きが集まる「東京オートサロン」。今年は、また新たな試みが行われた。それは、話題のドリフト競技『D1グランプリ』のデモランだ!
 「2008 D1GP Kick Off Demo Run」と題されたオートサロン史上初の試み、その迫力の走りを速報でお届けする!!

予選と1回戦は単走で実施。あっけに取られるほど早いスピードで"横を向いたまま"一気にコースを駆け抜けるのだ。その技術レベルや走りの美しさで競う。

第2戦では追走スタイルによるトーナメント方式を採る。プロフェッショナル同士による衝突スレスレの走りは、まさに手に汗握る面白さだ!

追走方式のガチンコ勝負は先行・後攻と2度走る。どちらがより深く先行車に迫り、より美しいドリフトを決めるかが勝負を分けるのだ。選手同士の高度な駆け引きにも注目。

「D1グランプリ」ってどんな競技!?

 「D1グランプリ」は、4輪を滑らせコーナリングをキメる"ドリフト"の技を審査する競技だ。主に全国のサーキットを転戦して行われる。予選と1回戦は単独走行、2回戦は追走方式で行われ、ドリフトの角度、スピードから走りの美しさまでが総合的に審査され、トーナメント方式で競われる。そう、フィギュアスケートをイメージして頂くと分かりやすいだろう。
 その人気は今や日本から欧米などの世界各国へと飛び火しつつある。"ドリフト"という分かりやすいエンターテイメント性に加え、車両をコントロールする技術面やレースの駆け引きなど、知れば知るほど非常に奥深い世界。これは確かにハマる!
 今回の幕張メッセの会場でも、D1を初めて目にするファンも多かったが、皆一様に目を輝かせ興奮した様子だったのが印象的だった。次回のオートサロン会場でも引き続きその世界を魅せつけて頂き、ファンの裾野をさらに広げて欲しいものだ。

D1人気No.1のオトコ、"ノムケン"こと野村 謙 選手が駆るR34スカイライン。福岡が生んだスーパースターだ。

R34顔に換装されたR32 GT-Rを豪快に振り回すことで有名な中部地方のエース、手塚 強 選手。

”ハマのドリフター”上野 高広選手の30ソアラ。上野氏は横浜のエアロメーカー"カーメイクT&E"の代表でもある。

06年度のD1グランプリ王者、熊久保 信重選手はFR化されたランエボIXで暴れまわる!

03年度にはFDで王者になった今村 陽一選手は大柄なZ33で再びトップを目指す!

こちらが07年度王者、川畑 真人選手。小型軽量なS15シルビアをガンガン振り回す!

会場では本戦さながらの模擬トーナメントも行われた!

D1を初めて観るという初心者から熱心なおっかけファンまで多数の見物客でにぎわった特設会場

デモ走行として4連ドリフトを披露! 職人ワザの応酬に魅了されまくりだ!

会場での衝撃的なドリフトに魅せられ、イッキにファンとなった人も多いはず!

「D1グランプリ」デモラン特設コースは東京オートサロン2008が開催された幕張メッセ内の駐車場

デモラン会場では、D1グランプリ参戦車両の展示も併せて行われた

懐かしい!80年代のハイソカーブームで旋風を巻き起こした初代ソアラをベースとしたD1マシンの姿も。

2008 D1グランプリシリーズ スケジュール

第1戦:3/29・30 エビスサーキット(福島県)
第2戦:4/26・27 富士スピードウェイ(静岡県)
第3戦:5/24・25鈴鹿サーキット(三重県)
第4戦:6/28・29岡山国際サーキット(岡山県)
第5戦:8/2・3オートポリス(大分県)
第6戦:8/30・31エビスサーキット(福島県)
第7戦:10/25・26富士スピードウェイ(静岡県)
−:11/28・29・30アーウィンデールスピードウェイ(米・カルフォルニア州)