トヨタ マークXジオ インテリア
トヨタ マークXジオ インテリア

インパネシフトを採用したインパネは一体感のあるデザイン。エアコンやナビなどの操作性も良好だ。

トヨタ マークXジオ フロントシート

フロントシートまわりは小物入れなども充実しており、使い勝手を重視した設計。大きめのアームレストを装備し、快適性も高い。

トヨタ マークXジオ セカンドシート

マークXジオの最大の特徴といえるのがこのセパレートタイプのセカンドシートだ。7人乗り仕様も用意されているが、このクルマの価値は6人乗り仕様にある。

トヨタ マークXジオ サードシート

サードシートは緊急用としては十分なスペースがある。シートの厚みもそれなりに確保されているので、ある程度は実用的に使える。

トヨタ マークXジオ メーター

オプティトロン式のメーターは視認性も高く、高級感も感じられる。中央上部の窓には平均燃費や航続距離などのデータが表示可能だ。

トヨタ マークXジオ アームレスト

フロント&セカンドシートには大きめのアームレストが装備される。またドリンクホルダーや小物入れスペースとしても使用可能だ。

トヨタ マークXジオ ラゲッジ

トヨタ マークXジオ ラゲッジ

トヨタ マークXジオ ラゲッジ

ラゲッジの使い勝手はとてもいい。サードシートの収納も簡単で、実用性に配慮したものとなっている。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

大人4人がゆったりとくつろげる室内空間

 室内空間は後部のフレキシビリティが大きな特徴。居住空間を区切ってトランクとするとき、トノのボードを操作するのがちょっと重いと感じられるが、3列目のシートの収納などは簡単にできるので、自在な使い勝手を容易に発揮できる。
 たいていの人はふだんは3列目のシートを収納した状態でセダンまたはステーションワゴンの感覚で使い、ごく稀に多人数乗車が必要になったときに3列目のシートを起こすことになると思う。
 基本コンセプトが4+Freeなので、6人乗りが基本だが、残念なことに2列目のシートが3人掛けになった7人乗り仕様も存在する。そして恐らくは7人乗り仕様のほうがたくさん売れてしまうと思う。でもこのクルマの価値は6人乗り仕様にある。大人4人がゆったり乗れることがまず大切なのだ。3列目のシートは大人が座れないこともないという程度のエマージェンシー用だ。

快適装備だけでなく安全装備も充実している

 落ち着いた感じの色使いによる室内空間は、快適装備の充実度が高い。押しボタン式のスタートが全車標準で、そのボタンを押すとクリスタルシャインオプティトロンメーターが順次点灯するウェルカムパフォーマンスによって迎えてくれる。大型の天井イルミネーションはマークXセダンと同じような装備だ。安全装備も電動パワーステアリングとの強調制御の加わった横滑り防止装置のS-VSC、ヒルスタートアシストコントロールなどが全車に標準で、7人乗り仕様にも全員用の3点式シートベルトヘッドレストが装備されている。2列目の中央は大人が座れる席ではないが、取り敢えず安全の仕様は用意されている。

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代表グレード
240G(FF)
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4695×1785×1550mm
車両重量[kg]
1570kg
総排気量[cc]
2362cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
163ps(120kw)/6000rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
22.6kg-m(222N・m)/4000rpm
ミッション
CVT
10・15モード燃焼[km/l]
12.8km/l
定員[人]
6人
税込価格[万円]
286.0万円
発売日
2007/9/26
レポート
松下宏
写真
野澤廣幸
スタイル インテリア 走り&メカニズム