サーブ9−3 セダン

サーブ9−3 セダン

外装を一部変更、装備も充実

 ゼネラルモーターズ・アジア・パシフィック・ジャパン(以下GMAPジャパン)は、エクステリア・デザインの一部変更および、改良型エンジンの搭載、装備を充実した2008年モデルの「サーブ9−3」を発表した。11月3日(エアロは2008年1月5日)から全国のサーブ正規販売店を通じて、一斉に発売を開始する。

サーブ9−3 2008年モデル セダン

スポーティで個性的なエクステリアデザイン

 新型のサーブ9−3は、Aピラーより前方のデザイン、バンパー・モールディング、前後のライト・アッセンブリーを一新。スポーツ・セダンやスポーツ・エステートでは、ドアやドアハンドルもニューデザインとし、シリーズ全体でもエアロスタイルのサイドシルカバーを標準装備とすることで、大胆で力強いスタイリングを実現している。特徴的なフロントマスクは、全く新しいヘッドライトユニットを装備しながらも象徴的なデザインを踏襲、同時に航空機メーカーとしての伝統を受け継ぐ翼のモチーフは健在だ。

サーブ9−3 2008年モデル ハッチバック
サーブ9−3 ハッチバック
サーブ9−3 2008年モデル ハッチバック
サーブ9−3 2008年モデル ハッチバック

スポーティドライビング

 2008年モデル全車にスポーツ・モード機能を搭載したオートマティック・トランスミッションを標準装備。インパネ上のボタンによりスポーツ・モードへ切り換えることで、ドライバーの意志に忠実に応えるギア選択を可能とした。走行中にアクセルを戻した際には瞬時にエンジンブレーキを効かせ、その後の素早い加速性も実現。ブレーキング時にも、クルマの減速率に比例して適切なシフトダウンを可能とした。
 また、15km/h以上でのコーナリングでは、ステアリング操作と連動してヘッドランプの照射角度が最大15度まで変化するキセノン・コーナリング・ヘッドランプをエアロにオプション設定。コーナリング時の視認性を高めると同時に、高速道路では110km/h以上になるとロービームが自動的に照射角度を高める。
 サーブ9−3エアロに搭載される定評あるV6エンジンは、軽量オールアルミ構造や可変バルブ・タイミング機構、ツイン・スクロール・ターボチャージャーなどが特徴で、さらに新型では、最高出力を従来よりも5ps(4kW)高め、252ps(185kW)とした。

サーブ9−3 2008年モデル エンジン
サーブ9−3 エンジン
サーブ9−3 2008年モデル カブリオレ
サーブ9−3 カブリオレ
サーブ9−3 2008年モデル カブリオレ

ワンセグ対応HDDナビゲーションシステム

 サーブ9−3は、2008年モデルより、ワンセグ対応HDDナビゲーションシステムを、ベクター、エアロに標準装備とした。このシステムは、7インチ画面のタッチパネル方式で、欲しい情報をナビゲーションに取りこめる「ケイタイリンクAVN」、「ワンセグTV(地上デジタルTV対応)」、「AUX外部入力端子」、40GB HDDに収録可能な「MUSIC JUKE」などを標準搭載している。また、エアロにはBOSE社製スピーカー(スポーツセダン・エアロは11個、スポーツ・エステート・エアロは10個)を標準装備とした。

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