質感が高くひろびろしたインテリア
インテリア回りのデザインは基本的にRAV4のものと変わらない。横への広がりを感じさせるインパネの造形やカーナビ、オーディオ、エアコンの配置など、いずれもRAV4のものと同じだ。ただ、ツートーンの色使いがRAV4のものとは異なるほか、随所にブロンズ調の加飾が施され、質感の高いインテリアに仕上げている。
シート配置は2列5人乗りと3列7人乗りの2種類が用意される。3列目のシートの居住空間はさすがに広いとはいえず、エマージェンシー用という感じだが、3列目にもしっかりしたシートが備えられている。この3列目のシートは比較的簡単な操作で床下に収納することができ、フラットなラゲッジスペースを作れる。ふだんはこの状態で使い、イザというときに3列7人乗りで使う人が多いのではないか。
充実した安全装備が魅力!
2列目のシートの中央にも3点式のシートベルトが装備されているのは評価できるポイントだ。7人乗り車については、トヨタの3列シート車として初めての後席中央3点式シートベルト&ヘッドレスト装着車になる。安全装備はほかに、S-VSCが全車に標準装備されるほか、SUVらしくヒルスタートアシストコントロールやダウンヒルアシストコントロールなども全車に標準だ。
HDDナビはオプション設定だが、これ以外の快適装備は上級車クラスの乗用車に匹敵するレベルで充実度は高い。