【トヨタ ブレイド マスター 試乗記】FF&2BOX車最強の3.5リッターエンジン搭載！新型トヨタ ブレイド マスターは上質さに圧倒的なパワーをプラスしたゆとりある走りを実現!!

通常モデルとエクステリアの違いはほとんどない。フロントグリルがメッシュタイプになる程度だ。 個性的なルックスはマスターでも健在。リヤビューもほとんど違いはなく“マスター”のエンブレムの有無だけだ。 専用のメッシュタイプのグリルがスポーティな印象だ。走りのパフォーマンスを想像させてくれる。 ホワイトタイプのLED式リヤコンビランプのデザインに変更はない。控えめに装着されるエンブレムがマスターの証だ。

達人「松下　宏」が斬る！ 松下　宏 職業：自動車評論家 中古車の業界誌から自動車誌の編集者を経て、自動車評論家に。誰でも買える価格帯であり、小さくて軽く、そして燃費がよいということを信念として評論。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員としても、その信念は変わらない。そのため、大本命といわれている車種さえ外して... コンパクトなボディに大排気量エンジンを搭載する 　上級のコンパクトカーという新しいジャンルを切り開いたブレイドに、V型6気筒3.5Lエンジンの搭載車が追加された。ブレイドはオーリスと姉妹車となるクルマで、基本プラットホームはヨーロッパ版のカローラ用のもの。そのボディにV型6気筒の3.5Lエンジンを搭載するというのだから、話を聞いただけだと相当に乱暴なクルマというな印象である。 　ただ、ヨーロッパを見ると、たとえばアウディA3にV型6気筒3.2Lエンジンが搭載されているのを見ても分かるように、小さなクルマに大排気量エンジンを搭載する例は多い。ゴルフR32もその一例だ。 代表グレード マスターG ボディサイズ［mm］（全長×全幅×全高） 4260×1760×1515mm 車両重量［kg］ 1480kg 総排気量［cc］ 3456cc 最高出力［ps(kw)/rpm］ 280ps(206kw)/6200rpm 最大トルク［kg-m(N・m)/rpm］ 35.1kg-m(344N・m)/4700rpm ミッション 6速AT 10・15モード燃焼［km/l］ 10.2km/l 定員［人］ 5人 税込価格［万円］ 323.4万円 発売日 2007/8/1 レポート 松下宏 写真 佐藤靖彦