アトラスH43 ディーゼルハイブリッド車

ディーゼルハイブリッド車は「平成27年度重量車燃費基準」を達成

 日産は、小型トラック「アトラスH43」に「ディーゼルハイブリッド車」、「CNG車(圧縮天然ガス自動車)」を追加し、9月28日より全国一斉に発売した。
 今回追加する「ディーゼルハイブリッド車」は、重量車モード燃費がクラストップレベルの11km/Lを実現しており、「平成27年度重量車燃費基準」を達成している。また、国土交通省「低排出ガス認定 平成17年基準NOx・PM10%低減レベル」および八都県市低公害車指定制度「平成17年基準良低公害車」に適合し、優れた燃費性能とクリーンな排出ガスを両立している。さらに、PTO型パラレル駆動方式の採用により、エンジンとモーターが別軸に配置され、万一ハイブリッドシステムに異常が発生した場合でも、ディーゼルエンジンのみで走行が可能となっている。
 「CNG車」は、国土交通省「低排出ガス認定 平成17年基準NOx10%低減レベル」および、八都県市低公害車指定制度「平成17年基準超低公害車」に適合、クリーンな排出ガス性能を実現しながら、クラストップレベルの動力性能を確保している。また、アイドリングストップ&スタートシステムを標準装備し、実用燃費の向上と更なる低CO2化を図っている。
 なお、「アトラスH43」は、平成6年8月にいすゞ自動車(株)と日産自動車(株)との間で締結された商品相互供給に関する基本契約に基づき、いすゞ「エルフ」をベースに、日産自動車の車種として、いすゞ自動車より生産供給されているもの。
 メーカー希望小売価格(消費税込み)は、掲載写真車種の「ディーゼルハイブリッド車」2WD ワイド幅キャビン フルスーパーロー ロングで5267.85万円、「CNG車」で419.895万円。