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アウディ A6 |
アウディといえばミドルサイズの<A4>を思い浮かべるが、
ひとまわり大きなアッパーミドルに位置付けられる<A6>も魅力的なモデルだ。
メルセデス・ベンツの<Eクラス>、BMWの<5シリーズ>などに相当し、
広く快適な居住空間だけでなく、ベンツ/BMWとは違ったスタイリッシュさを兼ね備えている。
A4に比べればトレッド(左右のホイールの間隔)も拡大し、
優れた走行安定性と重厚な乗り心地を両立させた点にも注目したい。
ボディーバリエーションは、セダンとステーションワゴンのアバントを設定。
先ごろ2.8FSIクワトロがラインナップに加わり、
4WDのクワトロシステムに基づく優れた走行安定性を、求めやすい価格で手に入れられるようになった。
知の巻:A6が人気の理由
2.8FSIクワトロの登場で、さらに身近になった<A6>。
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リセールバリュー:
42%〜46%
アウディ<A6>の下取査定は、3年後の段階で新車時の42〜46%と予測される。日本車の平均値は35〜45%だから、A6が不利とは言えない。しかし、「ドイツ車は下取査定が高水準」という旧来のイメージで捉えると低めの数字だ。日本車でも<ノア&ヴォクシー>や<デリカD:5>などは、3年後の段階で50%台の後半から60%台の中盤に達する見通し。そこを踏まえるとA6の不利は否めない。 |
アウディ<A6>は外観が引き締まって見えるが、意外にボディーは大柄だ。全長はセダンでも4915mm、ワゴンのアバントは4935mmになり、全幅は両ボディーとも1855mmに達する。日本車でいえば<クラウンマジェスタ>よりも少し短く、幅はワイドという寸法だ。
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比の巻:ライバル研究
VS BMW 5シリーズ![]()
リセールバリュー:
38〜42%
BMW<5シリーズ>の3年後の下取査定は、新車時の38〜42%という予測だ。アウディA6を下回り、日本車の一般的な水準に近い。 |
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VS メルセデス・ベンツ Eクラス![]()
リセールバリュー:
39〜43%
<Eクラス>はメルセデス・ベンツの中核的なモデルで販売も堅調に推移している。3年後の下取査定は、新車時の39〜43%という予測だ。これもまた日本車の35〜45%に近い。 |
選の巻:オススメ乗り換えプラン
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高級輸入車セダンには少ないクワトロシステム(4WD)を採用するアウディ<A6>は、同クラスのBMW<5シリーズ>やメルセデス・ベンツ<Eクラス>と比較して、お買い得モデルと言えます。ライバル比較でも、大きなトルクとそれを支えるクワトロシステムが装備されていることから、あらゆる路面状況で快適な走行を実現しています。そして、もう一つの魅力が価格。一般的に必要な装備は標準で付いていることから、コストパフォーマンスに優れたクルマと言えるでしょう。 |
極の巻:中古車購入には…
リセールバリューが下がり、比較的安く購入できるのも魅力。
アウディ A6 3.2 FSI クワトロ 2005年式
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中古車相場:
(2007/9現在)
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中古車をおススメする前にリセールバリューに注目して欲しいのですが、アウディ<A6>のリセールバリューはCランクです。Cランクというのは平均的な数値なので、それほど高くはありません。その理由は登場して3年以上経過し、中古車が増えてきたということです。これは、ライバルのBMWやメルセデスにも当てはまります。例えば<A6>の2005年モデルであれば上位グレードとなる「3.2FSIクワトロ」が500万円以下で購入できます。 ![]() |
A6のカタログ情報
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- 現行モデル
- 平成31年3月(2019年3月)〜現在
- 新車時価格
- 740.0万円〜1140.0万円
A6の在庫が現在4件あります
以下車両の保証内容詳細は画像をクリックした遷移先をご確認ください。
鈴木詳一 所長