東京モーターショー:ミツオカ「大蛇・兜(オロチ・カブト)」

「大蛇」に与えられた新デザイン

 光岡は、「第40回東京モーターショー2007」に世界初披露となるデザインスタディモデル「大蛇・兜(オロチ・カブト)」と「大蛇(オロチ)・市販型」を出品すると発表した。

 「大蛇・兜」は、「大蛇」に日本古来の『兜・鎧・甲冑』といった類に見立てたパーツを装着させることで、新たなエクステリアデザインを与えた。カーボンファイバーグラスなど、軽量で高級感のあるパーツで仕上げることで、より戦闘的・攻撃的な新しいデザインに仕上がっている。

 インテリアには、石川県金沢の職人の手によって内装部品の一部にプラチナ(白金)箔が施され、品格と高級感のある「和の美」が表現された。実際にディーラーオプションなどでの販売を視野に入れているという。さらに、内装にアルミ削り出しの金属パーツを装着することで付加価値をつけた。

 またマフラーを新たに製作することで、音でも「大蛇・兜」を表現しているという。デザイン性だけでなく、フロントダウンフォースの十分な確保に加え、細かな乱気流を抑える造形とした。

 「大蛇・市販型」は、従来のスーパーカーにはない乗りやすさを重視し「誰でも気軽にスーパーカーを楽しめる」というカーライフの原点がコンセプト。圧倒的なデザインパフォーマンスで注目されるモデルである。2006年10月3日から予約が開始され、2007年4月より納車が始まった。

東京モーターショー「大蛇(オロチ)・市販型」

「大蛇」を彩る演出とは・・・?

 今回の出展では「大蛇」専用のブースが設けられる。大蛇に合う日本人に馴染み深く落ち着きのある「和」のテイストを取り入れつつも、モダンな空間を演出した。
 展示ブースでは、数本の細い金属柱を藪に見立てて『藪の中に隠れ潜み、獲物を狙う「大蛇」』をイメージし再現した。また、接客室には畳を取り入れるなど「和」を意識した演出となっている。

 さらに出展ブースの空間演出に合わせた「和」をモチーフにした衣装を採用。衣装はアパレルブランド「義志」より提供・考案された。今回オロチ×義志」でのコラボレーションでは初の受付女性用衣装が登場した。

新車見積もりはこちら