フェラーリ 612スカリエッティ

BOSE社との共同開発によるオーディオシステムを搭載

 9月27日、コーンズは芝ショールームにてフェラーリ「612スカリエッティ」にBOSE社初のオリジナルデザインとなる車載用ヘッドユニット“インフォテレマティックシステム”を搭載、高機能化とより高い快適性を実現したフェラーリ「612スカリエッティ エンハンスト」を発表し発売を開始した。
 記者発表会では、F1日本グランプリを目前にひかえ来日しているスクーデリアフェラーリ監督兼、Ferrari S.p.A CEOであるジャン・トッド氏とコーンズ・渡伸一郎によりフェラーリ「612スカリエッティ エンハンスト」のアンベールが行われた。
 今年3月にジュネーブ・モーターショーで初公開されたフェラーリ「612スカリエッティ エンハンスト」は、従来のオーディオシステムに代わり、フェラーリ社とBOSE社との共同開発によって専用開発された“インフォテレマティックシステム”をセンターコンソールに標準装備している。このシステムは、オーディオ、テレビ、ナビゲーションを統合コントロールし、ウーファーやツィーターを含め11のスピーカー、5.1chサラウンドシステムを擁するマルチメディアセンターで、CDやDVDはもちろんMP3やWMAも再生可能で、i-podやブルートゥースの接続ポートも備え、高品質なサウンド環境を創出する。
 フェラーリ「612スカリエッティ エンハンスト」は540馬力、最高時速320km/hを超える卓越した走行性能と、4シーターとしての洗練された乗り心地を完璧に融合させたモデル。ピニンファリーナによるエレガントでありながらアグレッシブなスタイリングは、デザイン性の高さとともに、優れた空力特性も実現している。
 さらに、内装にはポルトローナ・フラウ製のナチュラルレザー、インテリアカラーとマッチしたシートベルトやカーペットを新採用することにより、さらにエレガントな空間を演出し、パフォーマンスと上質なインテリアを両立している。
 また10色の外装色「Colori Anni」は、1950年代から1960年代の復刻版で、さらに豊富になった色揃えからカスタマイズすることができる。
 メーカー希望小売価格(消費税込み)は、3297万円。

フェラーリ 612スカリエッティ オーディオシステム