東京モーターショーにはハイブリッド小型トラックを提案

 三菱ふそうトラック・バスは、新しいシリーズ式ハイブリッドシステムを搭載し、人と環境に優しく、低エネルギーで走行し静粛性に優れた、新世代の大型ノンステップ路線バス新型「エアロスター エコ ハイブリッド」と、平成17年度新長期排出ガス規制に適合した新型「エアロスター」(大型ワンステップ路線バス/大型ツーステップ自家用バス)を、9月26日より発売した。
 同社は、10月24日から11月11日(一般公開日は10月27日から)まで千葉県千葉市の幕張メッセにて開催される「第40回東京モーターショー2007」には、ハイブリッド技術を更に進化させた人や社会、そして環境に優しい都市型小型トラックを提案する。
 「エアロスター エコ ハイブリッド」は、平成27年度重量車燃費基準を大幅に超える、重量車モード燃費5.0km/Lの低燃費を達成した。また、充電の必要のない時は、走行状態に関わらず発電用エンジンを停止し、モーターのみで走行することで高い静粛性を実現する。さらに、平成17年度新長期排出ガス規制基準より、さらにNOxおよびPMの10%低減を達成し、低排出ガス重量車認定を取得した小型でクリーンな新開発の発電用ディーゼルエンジンを搭載した。
 一方「エアロスター」は、NOxの低減と低燃費を両立させる尿素SCRシステムを採用したほか、平成17年度新長期排出ガス規制に適合し、低排出ガス重量車認定制度の認定も取得した。さらに、平成27年度重量車燃費基準を達成している。
 メーカー希望小売価格(消費税込み)は、大型ツーステップ自家用バス「エアロスター」PKG-MP35UMGで1935.6万円。