製品のブランド名と会社名を統一し更なる拡販へ

 スズキのインドにおける四輪車生産販売子会社「マルチ・ウドヨグ・リミテッド」は、社名を「マルチ・スズキ・インディア・リミテッド」社に変更すると発表した。7月26日に開かれた同社の取締役会で承認され、9月6日に開催される同社の株式総会での承認を諮るとのこと。

 今回の社名変更は、1983年からインド国内で生産・販売を開始した同社製自動車が、今日では「Maruti Suzuki(マルチ・スズキ)」ブランドとして広くインド市場に浸透しているため、製品のブランド名と会社名の統一を図ることにより、更なる拡販につなげることを目的としたものであるという。

 マルチ・スズキ社では、成長を続けるインドの自動車市場に対応し、さらなる生産規模の拡大を図るため、2006年10月よりマネサール新工場での生産を開始。2009年度には、生産能力を96万台に拡大するとともに、今後新機種をタイムリーに投入、欧州等への輸出も増やしていく計画であるとのこと。