5ナンバーサイズとは思えないゆとりの室内空間
5ナンバーサイズを守って作られたクルマだけに、基本的なボディサイズは従来と変わらない(全高のみ+5mm)のだが、室内空間は大きく拡大した。室内長が+80mm、室内幅が+55mm、室内高が+15mmと言われると、どこからそんな数字を持ってきたのだ? 問いたくなるほどだ。
このため室内空間は十分に広い。後席に座ると足元にも頭上にも大きな余裕があるし、背もたれがリクライニングする後席によってゆったりしたドライブを楽しむことができる。左右分割してリクライニングする後席の背もたれは、分割部分の形状が工夫され、リクライニングさせない側の背もたれが気にならなくなった。またトランクルームにも広々とした空間が広がっている。
快適装備満載でゆとりあるドライブが楽しめる
快適装備はカラーバックガイドモニター付きのHDDナビがオプション設定されるほか、スマートエントリー&スタートシステム、コンライト(オートライト)などが標準で装備される。
安全装備はABSや運転席/助手席のSRSエアバッグは標準で装備されるが、SRSサイド&カーテンエアバッグはオプション設定で、横滑り防止装置のVSCに至っては設定がない。カローラでは最上級グレードだけとはいえ標準装備されていたのに、プレミオ/アリオンで設定がないのは一体どうしたのか。