トヨタ プレミオ/アリオン
トヨタ プレミオ フロント

トヨタ アリオン フロント

先代同様、プレミオとアリオンでは大きく異なるエクステリアが与えられている。プレミオは高級志向でアリオンは若々しくスポーティなイメージが与えられている。

トヨタ プレミオ フロントマスク

大きなメッキのフロントグリルは存在感が高く高級な印象を与えてくれる。

トヨタ プレミオ リヤ

トヨタ アリオン リヤ

どちらも5ナンバー枠に収まるサイズだが全長のみプレミオが35mm長い。これはバンパーのデザインによるもので、基本的なサイズはまったく同じだ。

トヨタ アリオン リヤコンビランプ

リヤコンビランプのデザインもまったく異なる。アリオンにはすっきりとしてスポーティな雰囲気の形状だ。

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5ナンバーセダンの完成形を目指した国内専用モデル

 プレミオ/アリオンがフルモデルチェンジを受けて2代目のモデルが登場したが、そもそもプレミオはコロナとして、アリオンはカリーナとして長い歴史を持つクルマだ。
 今回のモデルは5ナンバーセダンの完成形を目指した開発された。現在の日本の自動車メーカーにとって、国内向けに5ナンバー枠を守ったクルマにするか、あるいは世界市場を対象にワイドボディ車を作って国内市場を軽視するか、実に悩ましい状況がある。
 そんな状況の中でプレミオ/アリオンは国内市場専用の小型セダンとして、5ナンバー車の枠を守って作られた。プレミオ/アリオンだけでも一定の販売台数が見込め、また海外向けにはほかのモデルを用意できるトヨタならではの設定といえる。

エンジン&ミッションを一新しキャラクター分けもより明確に

 基本プラットホームはキャリーオーバーだが、ボディのほか搭載エンジンやトランスミッションなどが新しくなった。
 また外観デザインは従来と同じようにプレミオとアリオンで明確に異なるものとし、結果として今回のモデルでもプレミオとアリオンではボディの全長が異なるようになった。アリオンを販売するトヨタ店にとってはエントリーモデルともなるためより若々しいデザインが採用され、トヨペット店で販売するプレミオは年齢の高いユーザーも多いため品質感を重視した味付けになっている。

代表グレード
プレミオ1.8X
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4600×1695×1475mm
車両重量[kg]
1220kg
総排気量[cc]
1797cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
136ps(100kw)/6000rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
17.8kg・m(175N・m)/4400rpm
ミッション
CVT
10・15モード燃焼[km/l]
17.0km/l
定員[人]
5人
税込価格[万円]
190.05万円
発売日
2007/6/4
レポート
松下 宏
写真
佐藤靖彦
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