プレミアム価格帯CUV部門で第1位!

 米国ワーズ社による、「2007年度インテリア・オブ・ザ・イヤー」の選考が行われ、投票の結果、ゼネラルモーターズ、フォード、ダイムラー・クライスラー、ホンダの各モデルが同賞を受賞した。

 このコンテストは、ワーズ社の自動車専門誌『オートワールド』が主催して毎回実施されており、今年は自動車メーカー11社の34台がノミネートされたとのこと。そして、「ワーズ・インテリアズ・ショー」の開催にあわせて、同賞の受賞式がデトロイトのコボ・センターで行われたとのこと。

 インテリア・オブ・ザ・イヤー賞の選出方法は2通りで、1つは、ワーズ誌の編集者が34台のノミネート車に関する調査や分析を2ヶ月間にわたって実施し、快適性、安全性、デザインの調和性といった8つの評価項目に基づき選出する方法。もう1つは、全米の自動車業界関係者によるオンライン投票によるもので、1,400票を超える投票結果が得られたという。

 ワーズ誌編集者による投票結果では、乗用車カテゴリーのエコノミー価格帯部門でホンダ・フィット、人気価格帯部門でサターン・オーラ、プレミアム価格帯部門ではボルボS80が、それぞれ1位に選出されている。
 小型トラックカテゴリーでは、人気価格帯CUV部門でホンダ CR-V、プレミアム価格帯CUV部門でキャデラックSRX、人気価格帯トラック部門ではシボレー・シルバラード、プレミアム価格帯トラック部門ではリンカーン・ナビゲーターが、それぞれ1位に選出されている。

 業界関係者による投票では、3つのカテゴリーで編集者側の結果と一致したとのこと。乗用車部門では、人気価格帯の第1位にサターン・オーラ、プレミアム価格帯CUV部門ではキャデラックSRX、人気価格帯トラック部門ではシボレー・シルベラードがそれぞれ1位に選出されている。
 一方、その他のカテゴリーでは編集者側と業界関係者側で評価が分かれる結果となり、エコノミー価格帯乗用車部門ではダッジ・キャリバー、人気価格帯CUV部門ではサターン・アウトルック、そしてプレミアム価格帯トラック部門ではキャデラック・エスカレードがそれぞれ1位に選出されたとのこと。