新型「アトラスF24」と志賀COO

クラストップレベルの最小回転半径を実現!

 日産は、小型トラック「アトラスF24」をフルモデルチェンジし、6月20日より発売開始すると発表した。

 今回発売される新型「アトラスF24」は、アクティブなビジネスのためのスマート・トラックをコンセプトに開発された。エクステリアは、モダン&コンフォートなスマート・トラックがコンセプトで、見晴らしの良い大きなフロントウインドウ、側方視界を広げた斜めのウエストライン、空力特性に優れたラウンドキュービックなキャビンが特長。

日産 新型「アトラスF24」
日産 新型「アトラスF24」
日産 新型「アトラスF24」
 
日産 新型「アトラスF24」/インテリア

 インテリアは、スマート&コンビニエンスなコックピットをコンセプトに、室内高と前方スペースを拡大し居住性を向上しているほか、ドア開口の拡大およびキャビンフロアステップ高を低く抑え乗降性を向上させている。また、ウォークスルー性の向上や、大型収納ボックス付きの多機能なセンターシートが採用されている。

 性能面では、新開発ZD30DDTiエンジンと日産初の6速オートマチックメカニカルトランスミッションの組み合わせにより、加減速の多い市街地でストレスを感じない動力性能を確保するとともに、クラストップレベルの燃費が実現されている。また、EHS(Easy Hill Start)システムとの協調制御により、積載重量が大きい時も容易に坂道発進を行うことができるとのこと。

 また、新開発ZD30DDTiエンジン搭載車は、平成17年排出ガス規制に対しPM(粒子状物質)排出量を10%以上低減し、低排出ガス重量車の認定を取得するとともに、八都県市低公害車指定制度や京阪神7府県市低排出ガス車指定制度などにも適合される。  さらに、車両情報表示ディスプレイを採用し、瞬間燃費などの各種の情報表示により、メンテナンスやエコドライブなどをサポートする。

 そのほか、クラストップレベルの最小回転半径4.2m(1.5tショート)、4.4m(1.5t/2.0t標準)を実現。また、エンジンイモビライザー&リモートコントロールエントリーシステムが標準装備されている。

 価格は、「アトラスF24」2WDスーパーロー標準ボディDXが314万4,750円。