新型「アウディ TTロードスター」(欧州仕様)

伝統的なソフトトップを採用

 アウディ ジャパンは、オープンスポーツモデル、新型アウディ TTロードスターを、6月13日より全国のアウディ正規ディーラーネットワークを通じて発売開始した。

 新型アウディ TTロードスターは、オープントップ2シーターのスポーツカー。初代モデルと比較し、全長、全幅、ホイールベースが拡大され、ダイナミックかつスポーティささらに強調されたスタイルとなった。フロントエンドには、アウディの新世代モデルであることを示すシングルフレームグリルを採用。大きく開いたエアインレットはハイパフォーマンスを表し、ヘッドライトは3次元的な奥行きが強調されたシャープなデザインとなっている。リヤエンドでは、エキゾースト システムの大径テールパイプと幅広いディフューザー、そしてTTクーペと同様に時速120kmを超えると自動的に立ち上がりダウンフォースを増加させる電動式スポイラーが採用されている。

 また、新型アウディ TTロードスターには、あえてファブリック製ソフトトップが与えられている。フルオートマチック電動油圧作動のソフトトップは、ボタンを軽く押すだけで、約12秒でオープンし、約14秒でクローズ。市街地走行時約50km/hまでの開閉操作が可能となる。このフルオートマチック ソフトトップは、ブラックのヘッドライニングの下にアコースティック マットを備え良好な防音・断熱性がさらに高められているほか、電動式ウインドディフレクター(メッシュ製)が標準装備されドライバーと助手席に当たる風が軽減される。

 ボディには、TTクーペ同様、軽量化を実現するためにアウディ独自のアルミとスチールを併用した新開発のASF(アウディ スペース フレーム)を採用。これにより、ボディ剛性の向上のみならず、軽量化とともに前後重量配分が最適化されているほか、ソフトトップ採用による軽量・低重心化とともにスポーツカーに相応しい走りが実現されている。また、トランスミッションは6速Sトロニック(デュアル クラッチ ギアボックス)を採用。さらに、このクラスで初めて、磁性流体で作動するアダプティブ システムにより、走行状況とドライバーのドライビングスタイルに応じてロールの安定化を行い、乗り心地の良さとダイナミックな走りが同時に実現されている。

 価格は、479万円。

代表グレード
2.0 TFSI
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4,180mm×1,840mm×1,365mm
車両重量[kg]
1,410kg
総排気量[cc]
1,984cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
200ps(147kw)/5,100 - 6,000rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
28.5kg-m(280N・m)/1,800 - 5,000rpm
ミッション
6速Sトロニック
10・15モード燃焼[km/l]
12.0km/l
定員[人]
2人
税込価格[万円]
479万円
発売日
07/06/13
写真
アウディ ジャパン