今年の生産・輸出実績は42,000台を計画

 ホンダの中国における輸出用四輪生産合併会社である本田汽車(中国)有限公司(CHAC)は、稼動開始からの累計生産台数が6月で5万台に達すると発表した。

 CHACは、中国自動車業界初となる輸出専用工場として2005年4月より小型乗用車「Jazz」の量産を開始、ドイツをはじめとする欧州各国へ輸出、ホンダの欧州法人を通して販売が行われてきた。今年4月には、右ハンドル仕様車の生産を始め、新たにイギリスに輸出を開始し、生産台数が200台/日のフル生産体制となったとのこと。

 CHACの総経理である金山裕則氏は、「CHACの生産累計が5万台に達した事は、私どもの商品が、クルマに厳しい目を持つ欧州のお客様から評価され、世界の市場で通用することが証明されたと考えている。今後とも、私どもの活動が中国自動車産業の更なる発展に少しでも貢献できるよう努力していきたい。」とコメントしている。

 なお、CHACの昨年の生産・輸出実績は24,600台、今年は42,000台を計画しているとのこと。