【2007NHOM】ナカヨシホットオールズミート2007 イベントレポート その1

【2007NHOM】 ダットサンブルーバード 510系 BREレーシング仕様

国産車で鉄製バンパーモデルなら参加資格アリ

　今年も気さくな仲間たちが主催する「ナカヨシ・ホット・オールズ・ミート」の季節がやってきた。開催される会場は、前回同様にサッカーワールドカップで有名な静岡エコパスタジアム。東日本、西日本いずれからもアクセスが容易な東海圏での開催は、日帰りで参加する人にはウレシイ限り。今回で5回目の開催となるが毎年エントリー数が増えてきている。
その理由として、すべてが当日エントリーで対応可能という手軽さがある。
　他のユーザー参加型のイベントでは事前に申し込んで登録をし、参加する方式が一般的であるがこのナカヨシの場合はそういう堅苦しい手続きがない。
すべては当日に参加費を払ってエントリーするだけであり、参加者も協力的なのでトラブルも少なく家族連れでも楽しめる内容になっている。そんな人気のイベントなので、今回も約500台もの車輌がエントリーして大いに賑わった。
主催するスタッフも一生懸命に対応してくれるので参加者からすれば気持ちよく楽しむことができる。
そんな会場で気になった車をご覧いただこう。

本来設定がない仕様にカスタムされたクラウン。かつてはバリエーションとして存在したピックアップを再現している。霊柩車の飾りを降ろしたようにも見えてしまう。

カスタムされたようにも見えるが実際に外科病院で使用されていたセドリック救急車。現代では1BOXタイプの車が主流だが昔は乗用車タイプの救急車も多く存在した。

4気筒360ccエンジンを搭載するマツダ キャロル。4サイクルエンジンは、とても静か。しかし、他メーカーの2サイクル軽自動車にくらべ走りは・・・。

カスタムベースには珍しいセドリックセダン330系。ハードトップタイプはカスタムベースに人気が高く、セダンはオリジナルで乗られるほうが多い。綺麗に仕上がった1台。

貴重な存在の初代ハイエースコミューター。最近の1BOXのようにスライドドアではない。本来は2ナンバー登録になるが普通免許でも運転できる3ナンバーに構造変更されている。

いつ見ても愛らしい姿でイベントを和ましてくれる存在なのがスバル３６０．老若男女に受け入れられている姿は、まさに永遠の国民車。現行の軽自動車が小型車に見える。

スピンドルシェイプというデザインが特長的な存在のトヨタ クラウンバン。セダンが多い中でのワゴンやバンはレアな存在。排ガス規制の為に5ナンバーに構造変更されている。

最近注目されている商用車ベースのカスタム。その中でも人気上昇中ダットサントラック520系。今までは後継モデルの620系人気の影であまり注目されなかったが最近ブレイク中。

旧車イベントの定番的存在の日産 スカイライン。クーペやセダンが多い中で珍しい存在のバンタイプもエントリーしていた。ルーフキャリアにボードを載せた姿は夏の海を彷彿させてくれる。

元々はタイでタクシーとして使われていたのがトゥクトゥク。愛好家が日本に取り寄せたのがキッカケ。ベースとなるダイハツ ミゼットを現代風にアレンジされている。

塗装に年季を感じるのがスズキ フロンテ。現在ではFF（前輪駆動）が主流なのに対し、現在では珍しいリヤエンジンレイアウト。360ccから続いたRRレイアウトもこのモデルが最後となった。

去年に続きペパーミントグリーンが目立つ存在なのがトヨペット コロナ RT40系。お父さんのイメージが強い車種でもカラーリングで大きくイメージが変わる。

ジウジアーロがデザインしたことで有名ないすゞ117クーペ。会場内では少数派のいすゞ車だが根強いファンは多い。ハンドメイドからマイナーチェンジした中期型モデルとなる。

乗用タイプのボディでは最後のFRレイアウトとなる310系サニー。しかも珍しいワゴンタイプのサニーカリフォルニアは、解体屋から蘇った1台。今回がイベントデビューとなる。

専門店があるほど人気が高いトヨタ ランドクルーザー 60系。綺麗な状態を保っている1台。普通じゃない雰囲気は、左ハンドルをさりげなく自己主張をしている。

　タイからやって来た小さな働き者トゥクトゥクや帰国子女のランドクルーザー60など全く異なるジャンルの車種がなかよく並ぶ珍しいイベント。
まだまだ紹介しきれない個性豊かな車がたくさんあるので会場レポート第2弾へつづく。

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written by ダーワ教授