多様化する介護シーンに合わせて使い勝手を向上

 日産の関連会社であるオーテックジャパンは、日産ライフケアビークル「アンシャンテ」に搭載する新型スライドアップシート(昇降シート)を開発したと発表した。

 新型スライドアップシートは、早送り機能の採用により、回転・昇降時間を通常に対し約20%短縮することを可能としたほか、利用者の体の状態や体格、使っている車いすの高さに合わせてシートが下降して停止する高さを設定することができる「シート下降高さメモリー機能」が搭載されている。

 また、新型多機能リモコンを標準装備。従来のシート回転・昇降操作に加え、シートスライドとシートリクライニングの操作が可能となったほか、デザインが全面変更され視認性および操作性が向上されている。

 なお、今後順次、適用車種を拡大していくとのこと。