注目モデルのリセールバリューチェック
3年後の“リセールバリュー”を考えて、手放すときに価値が高いクルマを選べば、トータルの購入予算はグンと少なくなる。さらに人気のクルマやワンランク上のクルマも選択肢に入れられるってわけ。“リセールバリュー”を把握してトクするカーライフを送ろう。
今回のクルマ:アルファロメオ アルファ159 スポーツワゴン

アルファロメオ アルファ159 スポーツワゴンの魅力とは?

■本文&コメント/鈴木詳一(ガリバー自動車流通研究所)

 イタリアの人気ブランドの一つであるアルファロメオから、アルファらしいスポーツワゴン『アルファ 159 スポーツワゴン』が発表された。

 アルファロメオは歴史あるスポーツカーブランドで、最近はセダンやコンパクトカーの開発に力を入れているが、ここ数年「スパイダー」や「ブレラ」のクーペモデルや「8C コンペティツィオーネ」などスーパースポーツモデルを投入。一気にスポーツカーブランドへ復活した。

 そして4月14日から全国一斉に発売されたのは「159 スポーツワゴン」。159セダンをベースに開発され、直噴の2.2リッターエンジン搭載車とV型6気筒の直噴3.2リッターエンジン搭載車をラインアップ。3.2リットルモデルは、最新型トルセンCセンターディファレンシャルを採用したフルタイム4輪駆動としており、最良のアクティブセーフティーとスポーティーな走行を実現した。

 スタイリングは直線と曲線を活かしたデザインで最近のアルファロメオのトレンドに乗っ取ったもの。クセの強いデザインだ。また、気になるラゲッジルームはタイヤハウスの出っ張りが少なく扱いやすいものの、その分狭く大きな荷物はきついかもしれない。デザインが優先されやすいイタリアブランドのクルマといったところ。ただ、3:2分割式のリアシートによって長い荷物はシートを倒して収納できるなど、必要な機能は装備されている。

 もちろんこの159はワゴンとはいえ、走りを重視したスポーツワゴン。3.2リッターのオールアルミ製V型6気筒ガソリン直噴式JTSエンジンには新開発の『Q-トロニック』トランスミッションが組み合わされ、電子制御式ロックアップ機能を備えるトルクコンバーター式6速オートマチック・トランスミッションを基本に、シーケンシャルシフト式マニュアルモードも装備している。また、セルフアダプティブ (学習) 機能を備える自動変速モードと、手動変速を基本とするシーケンシャルシフト式マニュアルモードの選択が可能となっている。自動変速モードでは、運転スタイル、坂道やカーブが続く道などの走行状況などに応じて最適なギアを選択し、スムーズで安全、快適な走行が実感できるスタイリッシュなスポーツワゴンだ。

今回のクルマ
Specifications
グレード
3.2 JTS Q4 Q-Tronic
ボディサイズ
4690x1830x1465mm
エンジン型式
939A
総排気量
3195cc
最高出力
260ps(191kW)/6300rpm
最大トルク
32.8kg-m(322N・m)/4500rpm
定員
5人
発売日
2007年04月14日
車両本体価格
\5,920,000

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リセールバリュー診断

 アルファ159スポーツワゴンのリセールバリューは最大57%のBランク。フェラーリ以外のイタリア車では高い方という結果。

 この結果は159セダンよりも高い。メルセデス・ベンツCクラスやBMW3シリーズなどと同様に、スポーツワゴンの方がリセールバリューが高い傾向にある。国産ステーションワゴンの人気は下降トレンドであることから、輸入車では少し違った動きになっている。

 日本国内で売れている輸入車はそのほとんどがセダンタイプ。Cクラスや3シリーズも同様。対するステーションワゴンは新車の販売台数が少なく、中古車市場に出回る台数が少ない。それでいて中古車購入のニーズはあることからステーションワゴンのリセールバリューが高くなるのだ。

 ホットな走りを楽しみたいワゴンを検討するなら、リセールバリューの高いアルファ159スポーツワゴンは、最適な一台といえる。

車両本体価格
\5,920,000
登録など諸費用
\500,000
値引き
\0
3年後の購入予算を差し引いた購入に必要な予算
リセールバリュー: ランク:
52%〜57% B
約 \ 3,046,000

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