レクサス「LS600h/LS600hL」/ハイブリッドシステム

5月中旬に発売が予定されている「LS600h/LS600hL」。「優れた走行性能」「静粛性」「環境性能」を実現する「ハイブリッドシステム+AWDシステム」をはじめとした先進技術の数々を最新画像でチェック!
 

ハイブリッドシステム

新開発のハイブリッドシステムは、専用に開発されたV8 5.0Lエンジンと、高出力化したモーター、そしてパワーコントロールユニットおよびバッテリーの性能向上によりシステム出力を大幅に高めるとともに、低燃費や低エミッション、静粛性においても進化した。
レクサス「LS600h/LS600hL」/V8 5.0Lエンジン
【V8 5.0Lエンジン】
ハイブリッド専用に開発されたV8 5.0Lエンジン。VVT-iEやD-4Sなど数々の最先端技術が採用されているほか、エンジン開発の基本技術と先進技術を高い次元で融合させることで、フラッグシップにふさわしい優れた動力性能を確保している。
レクサス「LS600h/LS600hL」/クランクシャフト鏡面仕上げの検査
【クランクシャフト鏡面仕上げの検査】
フリクションによるパワーロスの低減を図るために、エンジンの核となるクランクシャフトやカムシャフトなどの各摺動部は美しい鏡面仕上げが施されている。
レクサス「LS600h/LS600hL」/聴診器を使用した振動・エンジンサウンドの検査
【聴診器を使用した振動・エンジンサウンドの検査】
組み上がったエンジンは、心地よいレクサスサウンド実現のためのチェックを実施。設計時の仕様どおりに忠実にできているかを、作動中のパワーユニットから発せられる微小な音を聴診器で聞き取ることで確認しているという。
 
レクサス「LS600h/LS600hL」/ハイブリッドトランスミッション
【ハイブリッドトランスミッション】
滑らかで力強い加速感を実現するために、トランスミッションには電気式無断変速機を採用。また、トランスミッション本体からの騒音を最小限に抑えるためにギヤの歯面や噛み合わせ精度を向上させている。
レクサス「LS600h/LS600hL」/パワーコントロールユニット
【パワーコントロールユニット】
コンデンサー部、パワー部、制御回路部の各機能をコンパクトにまとめ、小型・軽量化することで補機用12Vバッテリーとほぼ同サイズを実現。質量の軽減により、燃費向上にも貢献している。
レクサス「LS600h/LS600hL」/ニッケル水素バッテリー
【ニッケル水素バッテリー】
ハイブリッド用の電池として、Ni-MH(ニッケル水素)バッテリーを採用。モーターの高出力化に対応する出力と容量を確保するほか、冷却性能を高めることによりさらなる高効率化を実現している。

AWDシステム

レクサス「LS600h/LS600hL」/AWDシステム

ハイブリッドシステムの力強いパワーをダイナミックな走りとして具現化するため、専用に新開発されたフルタイムAWDシステムを搭載。あらゆる路面状況下においても、スムーズで安心感のある走りを実現する。
 
レクサス「LS600h/LS600hL」/トランスファー
【トランスファー】
前後輪に動力を配分するトランスファーをLS600h専用に新開発。超小型の新開発トルセンLSDとの組み合わせにより、GS350AWD用に対して、50%の強度容量アップと約5kgの軽量化を実現している。
 
レクサス「LS600h/LS600hL」/トルセンLSD
【トルセンLSD】
トランスファーに組み込まれた新開発のトルセンLSDは、アクセルに素早く反応し前後輪に極めてスムーズにトルクを配分し、旋回性能、直進安定性、駆動性能の向上を実現している。
レクサス「LS600h/LS600hL」/雪道走行
新開発のトルセンLSDは、前後輪のスリップを自動的かつ瞬時に判断し、スリップしていない側により多くのトルクを配分することでスリップを制御。雨や雪で路面が滑りやすい状況でも、パワーを余すことなく路面に伝えるとのこと。

ハンドリング

レクサス「LS600h/LS600hL」/フロントマルチリンクサスペンション
【フロントマルチリンクサスペンション】
ダブルジョイント式を採用。また、AWD化対応のためロアアーム配置が変更されている。
レクサス「LS600h/LS600hL」/リヤサスペンション
【リヤサスペンション】
バネ下質量の低減を追求し、操縦性・走行安定性と快適な乗り心地を両立している。
レクサス「LS600h」/アクティブスタビライザーサスペンションシステム
【アクティブスタビライザーサスペンションシステム】
前後スタビライザーバーにアクチュエーターを内臓し、スタビライザーの効力を旋回条件に応じて最適に制御。
 

リヤシート・先進装備

リヤシートリラクゼーションシステム
【リヤシートリラクゼーションシステム】
ロングホイールベース仕様のLS600hLの後席には、シートバックにエア袋への給排気の繰り返しによる押圧と、バイブレーターによる振動機能を有する合計8個のニューマチックチャンバー内蔵したリヤシートリラクゼーションシステムを設定。これにより、長時間の移動でも後席で快適に過ごすことができるという。
4席独立温度調整オートエアコン(イメージCG)
【4席独立温度調整オートエアコン(イメージCG)】
運転席と助手席だけでなく、後席左右の各席で独立した温度設定が行えるとともに、吹き出しモードや風量も制御する4席独立温度調整オートエアコンを設定。さらに、後席乗員の快適性を高めるため、身体の表面温度を検知するIRマトリックスセンサーも設定されている。
マークレビンソン リファレンスサレウンドサウンドシステム
【マークレビンソン リファレンスサレウンドサウンドシステム】
世界最高水準のサウンドが堪能できるプレミアムオーディオ“マークレビンソン”のカーオーディオシステムを設定。全ての座席で最良の音響特性を追求した19スピーカーによりバランスのとれた臨場感あふれる音響空間を実現するという。
カードキー
【イルミネーテッドエントリーシステム/スマートエントリー&スタートシステム】
イルミネーテッドエントリーシステムは、電子キーをもったオーナーがクルマに近づくと、室内照明を灯しドア付近の足元を照らす。さらに、ドアを開くとフロアの足元を照らし、シートに腰掛けた際にはシフトノブなどの手元が順に照らされるという。
電子キー
カードキーは厚さ3.35mmと世界最薄で、クレジットカードよりも約5%小さいためポケットや財布にも収納できるとのこと。このカードキーに加え、スマートエントリー&スタートシステムに対応した従来タイプの電子キーも標準装備されている。

安全装備

ステレオカメラ
【プリクラッシュセーフティシステム】
LS600hでは、ステレオカメラの採用とミリ波レーダーの改良により、従来では検出の難しかった歩行者の検知性能を向上させている。また、ステレオカメラは近赤外線CCDを採用している。
衝撃吸収ボディ&高強度キャビン
【衝撃吸収ボディ&高強度キャビン】
高張力鋼板の使用部位を拡大し、軽量かつ剛性の高いボディを実現。前面の衝撃吸収には4分割断面を持つアルミ製クラッシュボックスとアルミ製第2メンバーが組み合わされている。
ボディ構造
【歩行者障害軽減に配慮されたボディ構造】
衝撃吸収構造をエンジンフード、フェンダーやバンパー周辺部に採用。エンジンフードは、エアフィルターを小型化し、エンジンとの間に十分な空間を確保することによって歩行者の頭部への衝撃を緩和するとのこと。
 

本革インストルメントパネルの最先端生産技術

LS600hでは、最先端の生産技術と匠の技を融合するなど、本革ならではの高い質感を持ったインストルメントパネルを実現させている。
紫外線によるインサートの洗浄
紫外線によるインサートの洗浄
インサートを製造する専用ロボット
インサートを製造する専用ロボット
レーザーポインターを用いた縫製の方向指示
レーザーポインターを用いた縫製の方向指示
 

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