現在、NHKの大河ドラマで放映されている「風林火山」。その舞台が、武田信玄の街、山梨・甲府です。
霊峰富士をはじめ、国内2位の標高を誇る南アルプス連邦「北岳」と、周囲を高い山に囲まれた、甲府盆地には、東京から2時間とは思えないほど、独自の文化が息付いている街なのです。
甲府といえば、誰もが思い浮かぶ、「武田信玄公」。そして、数々の日本一があります。その一例として、ブドウ、桃の生産量、日本渓谷美トップに選出された、「御岳昇仙峡」そして、その昔、多くの天然水晶が掘削されていたことから、宝石生産量もこれまた一位です。
食では、「信玄公」の軍事食だったといわれる、「ほうとう」や、ブドウの産地ならではの「甲州ワイン」も実に美味です。
温泉までも「信玄公」。戦国時代、負傷した兵士達の傷を癒したといわれる通称「信玄の隠し湯」が、街の周囲に多く点在し、地図を持たなくても、温泉にたどり着けるのも甲府の魅力です。
上記の写真は4月23日に撮影した甲府盆地の眺めです。桜より濃いピンクの桃の花が一面に咲き誇り、圧巻です。5月中旬まで、この景観を楽しめることができます。
ボクがこの山梨県甲府市という街で、ラジオのパーソナリティを勤める理由が2つあります。ひとつは、母の実家が甲府なので、古民家を書斎として使わせてもらっていること。そして、もうひとつは、山梨県の交通事情にあります。
山梨県は東京に隣接しているにも関わらず、県の平均海抜が日本一という山岳地形。そのため、鉄道の敷設が困難な土地でもあります。その証拠に、鉄道の駅数は、全国47都道府県中46位。しかし、県民一人当たりの自動車所有台数は、全国2位。簡単に言えば、“クルマがないと生活できない”土地なのです。
そのため、クルマに関心の高い県民性で、ボクの番組『外川信太郎のくるまの話あれこれ』には、毎週10通を超えるお便りを、リスナーより頂きます。
番組のメインパーソナリティを勤める野沢弘未さん。FM-甲府(76.3Mhz)の若手ホープです。
ボクが、クルマの話でついつい熱くなり、暴走し始めても、しっかりと放送をオンタイムに収めてくれるのは、さすがプロです。最近は、ボクの変な影響で、輸入車の魅力に惹かれているご様子。
放送は、FM-甲府「SAN SET WAVE」毎週月、火曜日の17:00〜19:00まで好評放送中!ボクのコーナーは、月曜日18:20〜18:40『外川信太郎のくるまの話あれこれ』です。
ゴールデンウィークに甲府に訪れた際には、ぜひ聴いてみて下さい!甲府の観光スポットから、詳細な渋滞情報まで、盛り沢山の内容でお伝えしております。