【4/17画像追加:ダッジ復活！】伝統のアメリカンブランド「ダッジ」日本導入決定！

90余年の歴史を持つ老舗ブランドが日本にやってくる！

　ダイムラー・クライスラー社の乗用車ブランド中、2番目に古い「ダッジ」ブランド。実に90年以上に渡る長い歴史を有する。現在米国市場では第5位のブランドで、クライスラー系でおよそ5割の販売を占める。ちなみに、06年の世界販売は134万5517台。ダッジブランド独自の「Bold(大胆),Powerful(パワフル),Capable(能力),Smart(スマート)」を全面に押し出し、遂に日本へと進出する！

導入開始は07年6月から

　ダイムラークライスラー日本は、クライスラー3番目のブランド「ダッジ」を日本市場へ導入すると発表した。07年6月より新型車「キャリバー」「チャージャー SRT8」「ナイトロ」「アベンジャー」4車種を順次導入する。
　クライスラーグループは現在、北米以外での海外市場におけるラインナップ拡充を行なっており、日本導入も同社の中期ビジネス計画に基づいたものだ。

　なお販売については、既存のクライスラーグループ販売店でクライスラー及びジープ車と併売されるかたちとなる。また「クライスラー・ジープ」店名は4月12日より「クライスラー・ジープ・ダッジ」店と変更される。このダッジ日本導入に合わせ、全世界に導入されている新しいコーポレート・アイデンティティ(CI)プログラムが日本の全67拠点で6月までに導入される予定だという。

日本に導入されるダッジ車　4車種が勢揃い！

60年代のマッスルカーを蘇らせた「ダッジ チャージャー SRT8」

DODGE GIRLSと並ぶダイムラークライスラー日本　ハンス・テンペル社長

強いアメリカを想起させる「ダッジ」ブランド

　1960年代のマッスルカー「チャージャー」や、90年代の「バイパー」などに代表されるように、ダッジといえばやはり、アグレッシブで強烈なブランドのイメージを持つ。
　
　新世代のクロスオーバーハッチバック「ダッジ キャリバー」、アクティブなイメージをアピールするミッドサイズセダン「アベンジャー」、他にないほど強烈な存在感を放つミッドサイズSUV「ナイトロ」、60年代のマッスルカーを現代に蘇らせた「ダッジ チャージャー SRT8」。
　今回日本に導入される4モデルはいずれも、そんなダッジらしさあふれる個性的なキャラクターばかりだ。アメリカらしいアメリカ車として多くのユーザーにアピールする他に無いキャラクターを持っているといえるだろう。正式な導入時期や価格、スペックなどについては一切公表がなかったが、続報を楽しみに待ちたいところだ。

新世代のクロスオーバーハッチバック「ダッジ キャリバー」

アクティブなイメージをアピールするミッドサイズセダン「アベンジャー」

他にないほど強烈な存在感を放つミッドサイズSUV「ナイトロ」

【「ダッジ」日本市場に導入】4車種の詳細解説はこちら

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歴史に残るダッジの名車たち

1970年式「ダッジ コロネット スーパービー」。直訳すればスゴイ「蜂」！？　この頃のダッジ車は毎年のようにデザイン変更を行なっていたが、その中でも特に個性派だ。今でもコアなファンに人気がある。

1970年式「ダッジ チャレンジャー 440-6」。映画「バニシング・ポイント」での活躍シーンはあまりにも有名。写真の個体はオプションのシェーカーフードを装着したレアなモデルだ。

2006年式「ダッジ バイパー SRT10」。第三世代となるバイパー。8300cc V10エンジンのパワーは実に510馬力！！ 日本への正規導入に期待したい。

1968年式「ダッジ チャージャー」

映画「ブリット」で激しいカーチェイスシーンを魅せた悪役のクルマとして、映画史上に名を残す1968年式「ダッジ チャージャー」。やはりこの時代のクーペは、文句ナシにカッコイイ！
　復刻版クーペ(06年デトロイトショーで披露された「チャレンジャー・コンセプト」)市販版の日本早期導入も、ぜひ期待したいところだ。

ダッジ復活のお披露目会場となった豊洲の特設ステージでは4/13・14・15に「DODGE BOLD NIGHT」が開催される

( レポート/写真：CORISM編集部 )

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