マツダ CX-7 |
<CX-7>は北米市場を対象に開発されたマツダの新型SUV。
日本では発売されない<CX-9>に比べて一回り小さなサイズだが、
全長は4680mm/全幅は1870mmに達する。
国内市場においては、大柄なLサイズのSUVに該当する。
搭載されるエンジンは直列4気筒の2300ccターボで、ノーマルエンジンは用意されない。
グレードは標準仕様とクルージングパッケージの2タイプ。
後者には、車間距離を自動制御する「レーダークルーズコントロール」と、
この機能をベースにした「プリクラッシュ・セーフティ・システム」が装着される。
追突不可避と判断された時は、自動的にブレーキの作動も行ってくれるのだ。
知の巻:CX-7が人気の理由
CX-7には「イメージリーダー」としての役割が期待されている…。
リセールバリュー:
48%〜57%
CX-7が属するSUVと言うジャンルは、先に触れたとおり市場が縮小傾向にある。数年後のリセールバリュー、即ち「下取査定額」は中古車市場の人気に左右されるから、市場が縮小すればリセールバリューも下がってしまう。 |
今の日本ではトランスファー(副変速機)を備えたオフロードSUVの人気は衰退している。走破性が高い代わりに走行安定性や居住性に不満があり、悪路を走る機会の少ない日本では、欠点ばかりが目立ってしまう。
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比の巻:ライバル研究
北米狙いの影響により、アクの強いスタイリングが印象的な<ムラーノ>
VS トヨタ ハリアー
リセールバリュー:
46〜52%
前輪駆動を主体にしたシティ派LサイズSUVの人気車種といえば、真っ先に<ハリアー>が挙げられる。海外ではレクサス・ブランドが扱う車種とあって、内外装は極めて上質。加えてボディー剛性も入念に高められ、サスペンションが正確に働くので走行安定性も優れている。 |
VS 日産 ムラーノ
リセールバリュー:
40〜46%
<ムラーノ>は<ティアナ>などとプラットフォームを共通化した前輪駆動ベースのシティ派LサイズSUV。CX-7やハリアーと同じジャンルに含まれる。 |
選の巻:オススメ乗り換えプラン
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乗用車的なスタイリッシュさが売りの<CX-7>。このクルマが目指したものは“デザイン”と“ダイナミックパフォーマンス”の2つで、スタイルの良さはこのコンセプトがあったからこそ達成したと言えます。 |
極の巻:中古車購入には…
「高級セダン並みの質感」もあってフォーマルシーンにも似合うプラド
トヨタ ランドクルーザー プラド TX 2004年式
中古車相場:
(2007/2現在)
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SUVと言えばトヨタの<ランドクルーザー>が古くから人気。そしてこの<プラド>もランクルの弟分として中古車市場では人気が高いですね。スタイルを見てもお分かりの通り「本格的なオフロードを存分に楽しめるクルマ」ですが、もちろん街中でも使い勝手が良いように作られています。 |
鈴木詳一 所長