ホンダ シビック タイプR
ホンダ シビック タイプR

空力を考慮した大型のリヤウイングを始め、タイプRにふさわしい装備が満載されている。

ホンダ シビック タイプR インテリア

これまでのタイプR同様、ブラックを基調としスポーティイメージを強調したインテリア。レカロシートやシフトノブなど、専用のアイテムも備える。

ホンダ シビック タイプR エンジン

NAエンジンとしてはクラス最強のスペックを実現した2リッターエンジンを搭載。エキサイティングな走りとタイプRならではの味にこだわってチューニングされている。

ホンダ シビック タイプR 3ドア

ホンダ シビック タイプR 3ドア

欧州専用となりそうな3ドアモデルは今のところ日本導入の可能性は低いが、やはりシビック・タイプRといえば3ドアのイメージが強いだけに、導入されることを願いたいところだ。

ホンダのスペシャルモデル「シビック タイプR」がいよいよデビュー!

 ホンダスポーツの灯は消えていなかった! 2005年12月にNSXが生産中止となり、インテグラも昨年4月に惜しまれつつも生産を打ち切った。スポーツカーメーカーとして世界にその名を知らしめたホンダは、いったいどうなってしまうのか!? と多くのスポーツカーフリークがヤキモキしていたと思うが、ついにやってくれた。ホンダにとって、いや、世界中のスポーツカーフリークにとっても特別なクルマである「TYPE R」が、今春発売になるというのだ。

走りを追求したスポーティなエクステリア

 第三世代となるシビック・タイプRは、すでに昨年のF1日本グランプリでオフィシャルカーとして使われるなど、さまざまなイベントで我々の前にその姿を披露している。現時点では、まだ「プロトタイプ」と銘打っているが、これがほぼ市販車としてデビューすることは明らかだ。さっそく、その詳細を見ていこう。
 まずは、エクステリア。これまでのタイプRが皆そうだったように、存在感のあるスパルタンなフォルムが特徴。ベースモデルはシビック(4ドア)となるが、それに対しリップスポイラー/サイドスカート/リアウイングといった、エクステリアパーツを採用し、前述の存在感を強くアピールしている。こうしたパーツ群は、ルックスのみならず、走行性能の向上に大きく貢献し、「タイプR=走りのクルマ」であることを強くアピールしている。

世界トップレベルのNAエンジンを搭載!

 気になるエンジンは、2リッターDOHC i-VTECエンジンが搭載される模様。最高出力220馬力以上を発揮すると見られており、自然吸気エンジンとしては世界トップレベルのポテンシャルをもつ。基本的にはアコード・ユーロRに搭載されていたものと同様のエンジンではあるが、圧縮比の向上、それにしたがう吸・排気系のリファインが行なわれている。こうしたエンジンの改良に加え、スポーツセッティングを施したサスペンションを採用するなど、タイプRに相応しい、究極のパフォーマンスを実現していいるようだ。
 デビューは今春。すでにカウントダウンは始まっている!

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代表グレード
シビック タイプR(予想スペック)
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4540mm×1771mm×1425mm
車両重量[kg]
1260kg
総排気量[cc]
1998cc
最高出力[ps/rpm]
225ps/8000rpm
最大トルク[kg-m/rpm]
21.5kg-m/6100rpm