優れた居住性と高級感を感じさせるインテリア
ブレイドさしさが良く表現されているのはエクステリアよりもインテリアだろう。取り回しに優れた手頃なサイズの割には広い室内空間が確保されているのがまずひとつの特徴で、後席に座ると頭上にも足元にも十分な余裕がある。
インテリアの造形そのものはオーリスと共通ながら、仕様は大きく異なっている。インパネやドアトリムにスウェード調の表皮が使われているのがその典型で、センタークラスターなどにはチタン調の塗装が採用されている。ステアリングホイールやシフトノブは本革巻きだ。
充実した安全装備が全車に標準で搭載される
注目されるのは安全装備で、並みのクルマではオプション設定になるのが一般的なVSC&TRC、SRSサイド&カーテンシールドエアバッグやSRSニーエアバッグなどが全車に標準で装備されるほか、後席の中央にも3点式のシートベルトとヘッドレストが用意されるなど、きちんとしたクルマ作りがなされている。
代表グレード | G |
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) | 4260×1760×1515mm |
車両重量[kg] | 1400kg |
総排気量[cc] | 2362cc |
最高出力[ps(kw)/rpm] | 167ps(123kw)/6000rpm |
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm] | 22.8kg・m(224N・m)/4000rpm |
ミッション | CVT |
10・15モード燃焼[km/l] | 13.4km/l |
定員[人] | 5人 |
税込価格[万円] | 256.2万円 |
発売日 | 2006/12/21 |
レポート | 松下 宏 |
写真 | 森山良雄 |
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オーリス同様、センタークラスターからセンターコンソールまで一体化されたインパネで独自のイメージを醸し出している。
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一体感を感じさせるセンターコンソール。シフトレバーの下には小物入れスペースが確保されている。
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フロントシート周りはタイトでスポーティなデザインを採用する。3ナンバーのワイドボディのおかげで居住性にはなんの不満もない。
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新設計のプラットフォームにより、リヤシートの快適性は高い。足元のスペースにも余裕があり、長距離の移動でも疲労感は少ない。
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フィールダーなどにも採用されているワンモーションチルトダウン格納機能により、簡単にリヤシートを格納できる。スペースも十分確保されており、ゴルフバッグも楽に積み込める。