ジャガー ニュー「XKR」

スーパーチャージドモデルの投入でXKラインナップが充実

 ジャガー&ランドローバージャパンは、スーパーチャージドエンジンを搭載したXKのフラッグシップモデル、ニューXKR クーペ/コンバーチブルを4月2日(月)より全国のジャガー正規販売店を通じて一斉に発売開始すると発表した。

 ジャガー ニュー「XKR」は、ジャガーのブランドソロフィーである「美しく、早いクルマ」を最高レベルで具現化したモデル。搭載されるV型8気筒4.2リッタースーパーチャージドエンジンは、新たにツインエアインレットを採用し、可変インレットカムシャフトタイミングとの組み合わせにより、低回転域からトップエンドまでの全回転域で強大なパワーを発揮している。また、加速中のV8サウンドが妨げられないように、スーパーチャージャーの作動音を低減し、新たに電子制御によるアクティブエグゾーストシステムによって洗練されたスポーツサウンドを奏でながら排気効率を高めているとのこと。

ジャガー ニュー「XKR」/走り
ジャガー ニュー「XKR」/走り
ジャガー ニュー「XKR」/走り
 

 ボディは、クラス最軽量で高水準の剛性を実現したアルミニウムモノコックボディで、強化サスペンション(先代モデル比フロントコイルスプリング38%、リア24%強化)及び改良型CATS(2ステージのアダプティブダンピングシステム)、ストッピングパワーを向上したブレーキユニット(対XK比:フロントディスクローター径326mm→355mm、厚さ30mm→32mm)、様々な道路状況で最適な走行性能を実現するTracDSC機能など、強大なエンジンパワーに対応している。さらに、リアダンパータワー間にリアサスペンションブレイスを追加し、シャーシの強度と剛性を高めている。

 エクステリアは、XKR専用アルミニウムフィニッシュのフロントアッパー/ロワメッシュグリル/トランクフィニッシャー、ボンネットルーバー、アルミニウムフィニッシュサイドパワーベント、ブラックブレーキキャリパー、Rリアバッジ、メッシュリアロワバンパー、4本出しエグゾーストパイプなどを採用し、精悍さと躍動感を一層高めている。

ジャガー ニュー「XKR」/リア
ジャガー ニュー「XKR」/ロワメッシュグリル
ジャガー ニュー「XKR」/4本出しエグゾーストパイプ
ジャガー ニュー「XKR」/リア
ジャガー ニュー「XKR」/フロント
ジャガー ニュー「XKR」/ホイール
 

 インテリアは、ドライバーと助手席乗員のサイドサポート性に優れたXKR専用スポーツレザーシート(10ウェイ電動)、アルミニウムパネルを採用しているほか、ヘッドレスト、タコメーター、レザーステアリングホイール、ギアシフトノブにはRロゴが配されている。また、オプションとして、バーウォールナットやポプラウッドパネル、パフォーレーテッドソフトグレインレザーなども選択可能となっている。

ジャガー ニュー「XKR」/シート
ジャガー ニュー「XKR」/メーター
ジャガー ニュー「XKR」/シフトノブ
 

 価格は、クーペが1,330万円、コンバーチブルが1,430万円。なお、先行予約は、2006年11月8日より開始されている。

最高出力[ps(kw)]
426ps(313kw)
最大トルク[N・m]
560N・m
0-100 km/h加速(クーペ)
5.2秒