日野 レンジャー

新運転免許制度を視野に入れ、さらにバリエーションを充実!

 日野は、新運転免許制度において新設される「中型免許」に適合したトラックとして「日野レンジャー」に「中型免許対応車(車両総重量11t)」シリーズを新たに設定し、2月1日より発売した。

 今回発売されたモデルの「中型免許対応車」は、2007年6月に施工となる新運転免許制度における「中型免許」で運転が可能な車両の上限である車両総重量11t未満とし、同免許区分で最大級の積載性(最大積載量6.4t)を確保するトラックである。

 最大積載量4tクラス車両からの移行により、輸送効率を向上させるとともに、保有台数や運行回数などの低減などユーザーの業務効率を向上させている。また、クレーン付きカーゴ車、冷凍・冷蔵車など、重量を要するボデー加装に対しても充分な積載量を確保している。

 さらに最高出力154kW〜199kWまで計5種類のエンジンをラインアップ。高品質輸送へのニーズに対応するリヤエアサス車、イージードライブに貢献するAT車など、バリエーションも充実させている。

 なお、今回のモデルも平成17年(新長期)排出ガス規制および低排出ガス重量車の最高ランク「新長期排出ガスNox・PM10%低減【排出ガス記号BDG】」に適合するなど、高い環境性能を有している。

 価格は、日野レンジャー「クレーン架装用シャシー」が647万7,450円、「標準幅キャブ」が722万4,000円、「ワイド幅キャブ木製平ボデー」が743万9,250円。