フィアット グランデプント

各ブランド競争力の強化

 2007年2月1日付で、Fiat Auto SpA(フィアット アウト社)の社名が、Fiat Group Automobiles SpA(フィアット グループ オートモビルズ社)へと変更された。

 同時に、フィアット グループ オートモビルズ社の100%子会社として新たに「フィアット オートモビルズ社」「アルファ ロメオ オートモビルズ社」「ランチア オートモビルズ社」「フィアット ライト コマーシャル ビークルズ社」の4社が設立された。

 4社の現経営陣トップは、それぞれ新会社のCEOに任命される。事業内容、従業員はそのままフィアット グループ オートモビルズ社に引継がれることになるという。

 これらの変革は、フィアットグループの新たな社風刷新の一環であるだけではなく、ビジネスアプローチに用いる2つの新たな経営戦略を反映。フィアットグループ全体は一つの企業として存在するが、もう一方ではココの会社はこれからも独自の運営部門と個別ブランドの特長を持ちつづけるとのこと。
 今後の数ヶ月間にわたり、グループ各社は独自の部門とブランド商標とともに、「Fiat Group」のロゴを併記する。

 また、新社名に「グループ」の文字が入ったことは、「グループ」がフィアットグループの中で重要な役割を果たすことを意味しているとのこと。