日産 アトラスDX セミワイド幅キャブ

市場環境変化に対応した新キャビンシリーズを設定

 日産は、小型トラック「アトラス」をフルモデルチェンジし、セミワイド幅キャブとワイド幅キャブは1月30日より発売開始、標準幅キャブは3月より全国一斉に発売開始すると発表した。

 新型「アトラス」は、市場環境変化に対応した新キャビンシリーズが設定されたことが最大の特長。旧型アトラスハイキャブのキャブ幅を75mm拡大し1,770mmとしたセミワイド幅キャブの新設定により、居住性が大幅に向上した。また、旧型車に対し車両全体で約200kgの軽量化を実現し、新普通免許枠内で充分な積載量を確保することで、充実したラインナップを図っている。

 さらに、新開発の小排気量ディーゼルターボエンジンを搭載し、従来型を上回る動力性能を実現している一方、平成17年基準の低排出ガス重量車認定を取得するとともに、クラスで初めて重量車燃費基準を達成している。

 なお、「アトラス」は、平成6年8月にいすゞと日産との間で締結された商品相互供給に関する基本契約に基づき、いすゞ「エルフ」をベースに、日産の車種としていすゞより生産供給されているものである。

 価格は、389万250円〜401万6,250円。