啓発絵本の配布など、地域に根ざした交通安全活動を実践

 日産は、日産販売会社である日産プリンス兵庫と連結子会社の日産工機が、17日、日比谷公会堂にて開催された第47回交通安全国民運動中央大会において、交通安全優良事業所表彰を受けたと発表した。

 この表彰は、「交通安全対策を積極的に推進し、交通事故の防止に顕著な功績のあった事業所等」を対象としている。

 日産および、全国の日産販売会社を含むグループ各社は、従来からの子供向け交通安全啓発に加え、政府の高齢者交通安全対策についても関係諸団体と連携し、積極的に取り組んでいるとのこと。昨年に引き続き、グループ会社も交通安全活動の推進者という認識の下、日産が開発した草の根活動に有効な事故予防ポイント集をもとに、近隣の幼稚園児等へ啓発絵本を配布するなど、地域に根ざした交通安全活動を実践したという。
 その中でも、今回表彰された日産プリンス兵庫と日産工機は、都道府県別交通事故死者数(2005年末)全国ワースト8位の兵庫県、同9位の神奈川県の現状を踏まえ、述べ1,500部の啓発絵本を配布するとともに、事故予防のポイントを手渡し時に言い添えることにより注意を喚起し、同県の事故死者数減少に貢献したとのこと。

 日産グループでは、今後も引き続き、地域に根ざした交通安全活動を推進するとともに、これまでの活動から得られた知見や経験を活かしつつ、飲酒運転防止用キーホルダーの配布などを通じて「飲酒運転防止」活動についても積極的に推進していくとのこと。