ライター紹介

221616 編集部

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2月24日より発売開始!

待望のモデルが、いよいよ日本にやってくる! 欧州で既に発表済みとなっていた人気のコンパクトカー「MINI(ミニ)」、その第2世代モデルの日本発表が遂に決定したのだ。その日は07年2月24日土曜日。全国のMINI正規ディーラーで、発売(一部予約の受付)を開始すると発表された。予約注文の車両については、5月中旬以降の納車の予定となっている。

 まずは「COOPER(クーパー)」と「COOPER S(クーパーS)」から発売、もしくは予約注文が開始される。価格はCOOPERが251.0万円(6速MT・予約注文開始)/264.0万円(6速AT)、COOPER Sが295.0万円(6速MT)/308.0万円(6速AT・予約注文開始)のラインナップ。
 なお、現行モデルに用意されるベーシックグレード、「ONE(ワン)」の発売時期については今のところ未定だ。

( ※価格は全て消費税込み )

テーマは「オリジナルからオリジナルへ」

新型MINIは、一見するとどこが変わったのか見分けるのが難しいくらい、現行型のイメージを継承し「ひと目でミニと分かる」デザインを採用している。しかし実際には屋根部分以外全てのボディパネルを新設計したという。
 中でも大きな変更点はフロントエンドにある。大きくなった丸目2灯のヘッドライト内にはウィンカーもビルドインされた。また上下分割タイプだったフロントグリルも新型では一体型ユニット化。全長はフロント周りで38mm延伸されたが見た目にも違和感もなくデザインされている。これにより、衝突安全性や歩行者保護性のさらなる向上に寄与しているという。

 いっぽうインテリアも、従来型のイメージを継承しつつ大きく改良の手が入っている。特長的なセンターメーターはさらに拡大。センターコンソールもレイアウトやデザインを一新しスリム化することで、前席の足元を広げる効果を与えた。さらにアンビエント・イルミネーション機能と呼ばれる5段階の室内色調光や間接照明などにより、新たな室内の雰囲気を生み出しているという。

エンジンとトランスミッションが一新!

ニューMINIで最も注目されるのが、新規開発されたエンジンの搭載だ。直噴化された新エンジンには、BMWグループが誇るバルブトロニックを応用した可変バルブ制御システムを搭載するようになった。さらに最速グレード「COOPER S」では、現行型のスーパーチャージャーに換わり、ターボが搭載されているのも大きなニュースだろう。さらに、従来「COOPER」グレードで搭載されていたCVTに換わり、COOPER S同様に6速AT/6速MTの組み合わせとなった。
 これらのことにより、ニューMINIでは、走行性能ばかりではなく燃費性能も向上しているという。

 デビュー以来5年間、絶やすことなく毎月コンスタントに1000台以上が売れ続けている日本市場のMINI。培った高いブランド力はそのままで、実に細やかな改良が加えられたことで、さらなる人気を狙う。

( ※本ページ中に掲載されるMINI(ミニ)の写真は全て欧州仕様 )

代表グレード ミニ クーパー(MINI COOPER)
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) 3699x1683x1407mm
車両重量[kg] 1065kg
総排気量[cc] 1598cc
最高出力[ps(kw)/rpm] 120ps(88kW)/6000rpm
最大トルク[N・m/rpm] 160N・m/4250rpm
ミッション 6速MT
10・15モード燃焼[km/l]
定員[人] 4人
税込価格[万円] 251.0万円
発売日 2007/02/24
レポート CORISM編集部
写真 BMWジャパン
※注記 価格以外のスペックは欧州仕様を参照