【速報】デトロイトモーターショー07：アキュラ　アドバンスド・スポーツカー・コンセプト

【速報】2007デトロイトショー：アキュラ　アドバンスド・スポーツカー・コンセプト

　昨年からデトロイト・ショーでの登場が予定されていた、アキュラのスポーツコンセプトモデルが、アドバンスド・スポーツカー・コンセプトだ。
　あくまで現段階ではデザインコンセプトだが、発表された資料によれば、先代のミッドシップレイアウトは踏襲せず、フロントにV10エンジンを搭載し、前後（30:70〜70:30)だけでなく後輪左右の駆動力配分(0:100〜100:0)まで電子的に独立制御するスーパー・ハンドリング・オールホイール・ドライブ（SH-AWD)をベースとする後輪駆動になっているという。
　ボディサイズは全長×全幅×全高＝4610×1996×1222mm、ホイールベースが2764mm。数値的には先代よりもひとまわり大きく、デザイン的にはアメリカンテイストがやや強く、北米市場を意識したフォルムになっている。見た目でも先代と印象は異なり、最終的に市販モデル化する際、どのようにモディファイされるのか、実に興味深いところだ。そしてスポーツカーらしく、各部のディテールにもこだわりが感じられ、カーボンファイバー製のアンダーボディ、フロント19インチ＆リヤ20インチのポリッシュ・アルミホイール、カーボンセラミック製ディスク＋8ピストン・キャリパーを組み合わせたブレーキシステムなどが与えられている。