日産「ティーダ」「ティーダ ラティオ」を一部改良で燃費アップ!

グリーン税制適用で、32,000円の税制優遇措置

 日産は、「ティーダ」「ティーダ ラティオ」を一部改良し、12月25日より全国一斉に発売開始した。

 今回の改良では、コンパクトカークラスで使用する頻度が高い低速時の運転状態や停車時を重視し、「HR15DE エンジン+エクストロニック CVT」の効率を高めることで燃費を向上させ、低燃費による二酸化炭素の排出削減とクリーンな排出ガスを両立。「平成17年度基準排出ガス 75%低減レベル(SU-LEV)の認定を受けるとともに、2WDのHR15DEエンジン+CVT搭載車に関しては「平成22年度燃費基準+20%」を達成し、グリーン税制において最高額の優遇措置を受けることができるようになった。

 また、インテリジェントエアコンシステム(ワンタッチクリーンスイッチ付)を新たに採用。インテリジェントエアコンシステムは、ワンタッチクリーンスイッチを押すことで、排出ガス検知式内外気自動切換え機構、プラズマクラスターイオンフルオートエアコン(除菌機能付)高性能フィルターを一括制御し、快適な室内空間を確保する。高性能フィルターは、天然のブドウ種子ポリフェノールを染み込ませるなどした新開発のフィルターで、花粉症の原因となるアレルゲンの除去効果が大幅に向上した。

 さらに、高速・大容量 30GBのハードディスクドライブ(HDD)を採用したナビゲーションシステムをメーカーオプションで設定(ティーダ ラティオ15Bを除く全グレード)。高精彩画面の採用に加え、マルチファンクションスイッチとタッチパネルの併用により、操作性が向上された。また、日産の販売会社に導入した次世代診断ツール(CONSULT−III)とつなぐだけで、約20分で地図の更新が可能となり、かつ3年以内の有料点検入庫時の場合、初回書き換えは無料となるこのこと。

 その他、ショックアブソーバーにプリロード付バルブを採用したほか、リモコンキーが意匠変更された。また、ティーダ ラティオ15BにCVTグレードを設定、ボディカラーには日産新色の“アメジストグレー(PM)”が設定された。

 価格は、「ティーダ」が145万9,500円〜192万6,750円、「ティーダ ラティオ」が132万3,000〜191万6,250円。

特別仕様車「Plus navi premium next(プラス ナビ プレミアム ネクスト)」を設定!

HDDナビ

 さらに、今回「ティーダ」には、タッチパネルナビ(DVD方式)を採用した特別仕様車「Plus navi Premium next」が設定された。プラス ナビ プレミアム ネクストは、シンプルナビゲーションシステムを搭載しているほか、TVアンテナ、本革/アルカンターラコンビシート、インテリジェントキー&エンジンイモビライザーが採用されている。
 価格は、181万8,600円〜198万4,500円。

 また、日産の関連会社であるオーテックジャパンは、「ティーダ」「ティーダ ラティオ」のライダーシリーズ、ライフケアビークル(LV)シリーズなどの特装車について、ベース車両の改良に伴う変更を実施し、12月25日より発売開始した。

代表グレード
ティーダ 15M
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4,205mm×1,695mm×1,535mm
車両重量[kg]
1,150kg
総排気量[cc]
1,498cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
109ps(80kw)/6,000rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
15.1kg-m(148N・m)/4,400rpm
ミッション
エクストロニックCVT(無段変速機)
10・15モード燃焼[km/l]
19.4km/l
定員[人]
5人
税込価格[万円]
162万9,600円
発売日
06/12/25
写真
日産自動車

日産「改良型1.5Lエンジン(HR15DE)+エクストロニックCVT」をコンパクトカー6車種に搭載

【ニュース】 (2006.12.25)

日産は、低燃費による二酸化炭素の排出削減とクリーンな排出ガスを両立した「改良型1.5Lエンジン(型式:HR15DE)+エクストロニックCVT」を12月25日より発売するコンパクトカー6車種、「キューブ」「キューブ キュービック」「ノート」「ティーダ」「ティーダ ラティオ」「ウイングロード」に搭載する。 >> 記事全文を読む