「ブレイド」は、二つの大変重要な役割を担っている
渡辺社長によるスピーチの冒頭では、今後のハッチバック市場について、「扱いやすさはもとよりパワー、さらには上質感も兼ね備えた、一クラス上のクラスを求めるユーザーの期待に応えていくことも、必要ではないかと考えている」と述べた。このような考え方から今回、国内専用モデルとして、このブレイドを発売。ブレイドは、高級感そして上質感とゆとりのある動力性能を兼ね備えることにより、新たな魅力や可能性を追求したという。
また、ブレイドは、二つの大変重要な役割を担っていると語った。一つは、トヨタの2BOXのラインナップの頂点に立つモデルとしてあらたな価値観を提示し、ミディアムクラスの市場を今以上に開拓・活性化することで、幅広いニーズに応えた商品展開を図ることにより、2BOX市場におけるトヨタのポジションを磐石なものにしたいと考えているとのこと。
二つ目は、クルマのタイプ・ボディサイズに対する既成概念を変えるということ。2BOXは実用的で経済的なクルマである、あるいは、ステータスが高いのは、上級セダンやSUVなどサイズが大きいクルマといったイメージが定着しているのではないかと思っているとのことで、“こうした概念を変えるために、このブレイドは乗る人のプライドを満たして、遊び心をくすぐる新しい魅力を追求したつもり”と述べた。
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具体的には、扱いやすい実用的なサイズのボディに2.4リッターエンジンを搭載してゆとりのある走りを実現。さらに、見る人を惹きつける先進的で格調高いスタイル、上級セダンに匹敵する充実した安全快適装備を採用しているとのこと。
そして、「ブレイドは、クルマに実用性と乗る喜びを求めるお客様の感性に響く、トヨタブランドの最上級ハッチバックとして私どもが期待する“役割”を充分に果たしてくれると思っております。」とコメントした。
いつまでも“コダワリ”を持ちつづける大人に
続いて、チーフエンジニアの金森氏によるプレゼンテーションが行われた。“いつまでもコダワリを持ちつづける大人に”、開発はここからスタートしたという。新型「ブレイド」は、“心の片隅のコダワリとプライド、お洒落なアクティブライフを送りたい”、そんな思いを持つ大人の生活に、彩りを与えてくれる、プライドを満たし遊び心をくすぐるクルマを目指したとのこと。
開発テーマは『洒落た大人の高級ハッチバック』。生活シーンにマッチした実用的なサイズ、ゆとりの2.4リッターエンジンを搭載、余裕のある気持ちよい走り、抜群の走行安定性、しなやかな乗り心地は、まさにFUN TO DRIVEの世界へ導くという。
エクステリアは、ショート&ワイドの佇まいのなかに、「走り」と「格の高さ」が感じられる先進的なデザインで、“周りからの憧れのまなざしが、乗る人のプライドを満たす”とのこと。
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素材や仕上げに徹底的にこだわり抜いたというインテリアは、「落ち着き」と「安らぎ」を感じさせてくれる上質なプライベート空間を創り出しているという。さらに、VSC、カーテンシールドエアバックなどを全車に標準装備、“高い安全性能がドライバーの心にさらなる余裕をもたらします”とのこと。
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そして、“ちょっと気分転換にカフェでブランチ、大切なひとと二人だけの時間を楽しみながら遠くまでドライブ、ブレイドはそんなお洒落なシーンを演出してくれるモデル”と語った。
販売は、トヨタ店とトヨペット店が担当、月間の販売目標台数は合計3,000台。
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