生産能力を稼動当初の年間15万台から27万台に拡大
トヨタは、欧州のヤリス（日本名：ヴィッツ）の生産拠点であるToyota Motor Manufacturing France S.A.S.（TMMF）において、本年12月11日にヤリスの生産が100万台に達したことを発表した。
TMMFでは、2001年１月に稼動を開始して以来、ヤリスの需要増加に対応するため、現在、生産能力を稼動当初の年間15万台から27万台に拡大し、3,950名の従業員を有しているとのこと。
ヤリスは「2000年 欧州カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞するなど、1999年の発売以来欧州で高い評価を得て、2005年までに140万台以上が販売されている。本年１月に投入された新型ヤリスは、2006年の販売が25万台に達する見込みだという。
トヨタは、欧州全体で2008年に120万台を越える販売を目指し、引き続きフランス、英国、トルコ、ポーランド、チェコ、ポルトガル、ロシア（07年12月稼動予定）の９つの生産拠点、年間85万台を超える生産能力で、欧州の需要拡大に対応していくとのこと。
