中古車流通の活性化と顧客サービスの技術向上
日野は、兵庫県神戸市に日野ユートラック（HUT）の「神戸中古車センター」を開設したと発表した。この「神戸中古車センター」は、国内日野販売会社グループ全体の中古車流通量を増加させることにより顧客の中古車選定の利便性の向上を図ることを目的としている。
日野とHUTは、07年度以降国内新車需要が縮小すると予測される中、中古車事業を日野のコアビジネスとして拡大すべく、今回神戸市に中古車センターを開設したという。これまでHUTは関東地区（東京都西多摩郡瑞穂町）に中古車センターを設置して運営してきたが、西日本エリアにも新たに集約の拠点を設置することを検討してきたとのこと。その結果、交通アクセスが便利な神戸ポートアイランドを最適地として選択された。
これにより、従来の東京での在庫一括集約から、今後は西日本でも集約し２拠点体制となることから、現車確認の際の移動時間の短縮など顧客の利便性の向上を図るという。
なお、同時に開設した「神戸研修センター」は日野グループ全体のサービス技術力のさらなる向上を目指すもので、国内販売会社のサービスエンジニア向けの実技研修を増強してより多くのエンジニアに集合教育を実施していくための施設となる。
