いすゞとトヨタは、11月7日、両社の開発、生産の分野における相互の経営資源の活用や、技術面の補完を図り、相互にシナジー効果を発揮する枠組み、ならびに協業案件の検討を進めることで合意したと発表した。
今後両社が検討する提携業務の事業形態や対象範囲等の内容において、小型系ディーゼルエンジンの開発、生産に関する分野、ディーゼルエンジンの排出ガス制御技術ならびに装置の共同開発では、いすゞが主要な役割を担う。また、エンジン等に関する各種基礎技術ならびに代替燃料等の幅広い環境技術では、トヨタが主要な役割を担うこととなるという。
なお、トヨタは今回のいすゞとの業務提携を円滑に進めるため、いすゞの普通株式を取得するとのこと。