マツダは、10月30日北米向けクロスオーバーSUV「マツダCX-9」の生産開始セレモニーを同社宇品第1工場にて行った。「マツダCX-9」は、2007年初頭から北米市場への導入を予定しているとのこと。

 セレモニーには、井巻久一代表取締役社長兼CEOをはじめ、役員、組合代表、社員ら約450名が出席した。井巻社長は、「今日は、マツダCX-9の生産開始を皆さんと共に心から祝福したい。マツダにとって重要な北米市場において、今年5月に販売を開始したマツダCX-7に引き続きこのマツダCX-9を投入することで北米市場におけるマツダの存在感をさらに高め、マツダブランドの強化を図っていく。そして、今後もお客様の期待を上回るZoom-Zoomな商品を世の中に提供し続けていくため、全社が "One Mazda" となってさらに高品質なクルマづくりに努めていきたい。」と述べた。

 「マツダCX-9」は、北米市場のニーズにフォーカスしてデザイン・開発した7人乗りクロスオーバーSUVである。2006年4月に開催されたニューヨーク国際自動車ショーにおいて初めて公開され、既存のミディアムSUVとは、一線を隠した存在感のあるスタイリングや多彩な機能性で好評を博している。