トヨタは、Toyota Motor Manufacturing, Kentucky, Incで、米国時間10月12日15:45(日本時間10月13日4:45)より、「カムリハイブリッド」のラインオフ式を実施、北米初となるハイブリッド車の生産を開始した。

 ラインオフ式は、ジム・バーニング上院議員、ケンタッキー州アーニー・フレッチャー知事らを来賓に迎え、TMMKのスティーブ・セントアンジェロ社長、Toyota Motor Engineering&Manufacturing, North America, Inc.の須藤誠一社長、Toyota Motor Sales, U.S.A., Inc.のドン・エズモンド上席副社長らの出席のもと行われたとのこと。

 TMMKで生産される「カムリハイブリッド」の生産能力は年間4.8万台、また、生産開始に伴う追加投資は約1千万USドルとなるという。

 カムリハイブリッドは、本年5月より北米において販売開始され、9月末までに約2.3万台が販売された。ハイブリッド車としては、北米でこれまでに2000年に「プリウス」を皮切りに、「ハイランダーハイブリッド」、「RX400h」、「GS450h」が販売され、本年9月末までの累計販売台数は約42万台となっている。
 さらに、2007年には「LS600h」の導入が予定されており、今後もハイブリッド車の一層の普及に向け積極的に商品投入を行っていくとのこと。