スズキ パリモーターショーでコンセプトカー「プロジェクト スプラッシュ」を発表!

“使いやすさ”や“ユーザーフレンドリー”に焦点を当てた世界戦略車

 スズキは、9月28日〜10月15日にパリで開催中の「2006パリモーターショー」に、コンセプトカー「Project Splash(プロジェクト スプラッシュ)」を出品。28日には、プレス発表会にて取締役専務役員 鈴木俊宏氏より「プロジェクト スプラッシュ」についての説明が行なわれた。

 スズキは、2004年以降、世界戦略車として「スイフト」「グランド・ビターラ(日本名:エスクード)」「SX4」の3車種を、『スポーツ』をテーマとして展開してきた。また、2008年シーズンからWRC(世界ラリー選手権)に「SX4」で参戦することを表明しており、今後も『スポーツ』に焦点を当てたクルマの開発を続けていくという。そして、これら一連の“スポーツ性”の追求は、スズキのクルマづくりを変革し、ブランドイメージの向上を図るための世界戦略車開発の第一ステージであったとのこと。

スズキ パリモーターショーでコンセプトカー「プロジェクト スプラッシュ」を発表!

 「プロジェクト スプラッシュ」は、世界戦略車開発第2ステージの第1弾として提案する新しいコンパクトカーとなる。スズキが得意とする小さなクルマづくりの技術とノウハウを用い、“使いやすさ”や“ユーザーフレンドリー”に焦点を当てていて、使い人のライフスタイルや年齢、性別を問わず日常のショッピングから遠出の旅行まで家族のだれもがそれぞれの使い方で満足できることを目指した「car for everybody(みんなのためのクルマ)」をコンセプトとしている。
 また、車名の「Splash」は、このクルマにおけるスズキの提案が静かな水面が飛沫(Splash)をあげて変化するようなインパクトをもつことをイメージしてネーミングされたという。

スズキ パリモーターショーでコンセプトカー「プロジェクト スプラッシュ」を発表!
スズキ パリモーターショーでコンセプトカー「プロジェクト スプラッシュ」を発表!
スズキ パリモーターショーでコンセプトカー「プロジェクト スプラッシュ」を発表!
 

 「プロジェクト スプラッシュ」の特長としては、「スイフト」にプラットフォームをベースとした高い操縦性能や、背高なデザインによる快適な居住性、モダンなインテリアがあげられている。

スズキ パリモーターショーでコンセプトカー「プロジェクト スプラッシュ」を発表!
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 なお、パリモーターショーのスズキブースでは、「SWIFT」、「IGNIS」、「SX4」、「GRAND VITARA」、「JIMNY」、「WAGON R+」などの既販売車に加え、欧州の路面に合わせて足回りをチューニングした「スイフトスポーツ ユーロスペック」、来シーズンからWRCに参戦する「SX4」のコンセプトモデル「SX4 WRCコンセプト」、今年JWRCに参戦中の「スイフト スーパー1600」、7月1日にアメリカ・コロラド州で行なわれた世界最大のヒルクライムレース「第84回パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」でモンスター田嶋こと田嶋伸博選手が駆り優秀した「スズキスポーツ・Grand Vitaraヒルクライムスペシャル」等も参考出品している。