A6と共通のインテリアは広くて高品質
アウディA6の大きめのボディをベースにするだけに、室内空間には十分な広さがある。フルタイム4WDのクワトロシステムを採用するためにリヤのフロアトンネルが大きいのはやや不利な要素だが、それでも大人5人が乗るのに十分な広さといえる。
インテリアデザインは基本的にA6と共通で、インストのセンターを運転席側に少し傾けたドライバーオリエンテッドのデザインによってスポーティさを表現するほか、カーナビ用の液晶画面とダイヤル式のコントローラーでさまざまな機能を操作するMMIが大きな特徴。
4.2になると豪華な装備群が目白押し!
上級グレードの4.2FSIでは本革シートが標準となり、3.2FSIでは本革シートや本革シート&アルカンタラのシートがオプション設定されている。ーウッドパネルは全車に標準で装備される。快適装備の充実度の高さはプレミアムブランドらしいもので、安全装備についても同様のことがいえる。
フラットでスクエアなラゲッジスペースは5名乗車の565Lから後席の背もたれを倒した状態の1660Lまで拡大でき、2本のカーゴレールやフィックスキットなどによって自在な使い勝手を発揮する。
代表グレード | 3.2FSI |
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) | 4935×1860×1490mm |
車両重量[kg] | 1860kg |
総排気量[cc] | 3122cc |
最高出力[ps(kw)/rpm] | 255ps(188kw)/6500rpm |
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm] | 33.6kg・m(330N・m)/3250rpm |
ミッション | 6AT |
10・15モード燃焼[km/l] | 8.3km/l |
定員[人] | 5人 |
税込価格[万円] | 790万円 |
発売日 | 2006/09 |
レポート | 松下 宏 |
写真 | 佐藤 靖彦 |
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硬質なイメージのメーターはアウディのアイデンティティ。SUV化されようとも、高品質なイメージは変わらず。
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シフトブーツの付いたセレクターレバーもA6と共通。スポーティな操作感を味わえる。
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サイズに余裕のある "A6" がベースだから室内は広々。しっとりした本革シートが魅力的なフロントシートである。
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リアシートのスペースもまったく不満がない。ロングドライブも悠々と楽しめるだろう。
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ラゲッジの広さも申し分ナシ! 通常使用時でも大容量なのはもちろん、シートを折り畳んでSUVらしい使い勝手を満喫できる。