トヨタの社内有志の団体、トヨタ技術会、とよたものづくりフェスタ実行委員会、ならびに豊田市は、10月9日にトヨタスポーツセンターにて、共催行事『わくわくワールド』を開催すると発表した。

 今回で3回目となる『わくわくワールド』は、トヨタ技術会による秋の恒例行事「TESフェスティバル2006」と、とよたものづくりフェスタ実行委員会及び豊田市による「とよたものづくりフェスタ2006」で構成される。

 「TESフェスティバル2006」では、“原点から未来へ!”をスローガンに、トヨタ技術会会員が創意と工夫を凝らして製作した歩行ロボットによる競技や、重力などの自然エネルギーを利用した模型車両を使ってのバトルカーレースが実施される。また、『トヨタ・パートナーロボット』と子供たちが製作したおもしろ楽器による共演、『i-unit』『燃料電池自動車』の未来乗り物体験、プレスや成形などクルマができるまでの工程を体験できる自動車のレリーフづくり、科学工作教室「科学のびっくり箱!なぜなにレクチャー」など、の企画が実施される。

 一方、「とよたものづくりフェスタ2006」では、“ここにあるよ、つくってごらん、みつけてごらん”をキャッチフレーズに、市内外のものづくり指導者を一同に集め、54の県内最大級の科学とものづくりのワークショップを実施。“体験することで学ぶ”を理念に、子供たちに科学・ものづくりを体験してもらうとともに、指導者の方とのふれあいをねらいとしており、匠の技をお持ちの方の講演・実演、サイエンスショーなども予定している。
 なお、「てく tech とよた」と題し、一般・ファミリーの各チームで自作したロボットを操縦して与えられた課題をクリアするユニークなロボット競技も企画しているとのこと。