日産「第35回(秋)ハローセーフティキャンペーン」を実施

 日産は、9月21日〜10月22日まで「第35回(秋)ハローセーフティキャンペーン」を実施する。なお、同キャンペーンは春・秋の全国交通安全運動と夏休み期間中の年3回実施しており、1972年以来今回が35回目となる。

 本年度は、これまでの幼児、児童及び高齢者向け交通安全啓発に加え、交通事故データの収集・分析を充実させた、より実効性が期待できる交通安全活動とし、幼児・児童、およびその保護者、高齢者が他の世代への思いやりを育める、地域に根ざした草の根活動を関係団体とともに推進していくのがねらい。

日産「第35回(秋)ハローセーフティキャンペーン」を実施

 本キャンペーンでは、秋の全国交通安全運動に先駆けて9月16日、17の2日間、プリズムホール(東京都文京区)にて開催される第30回交通安全フェアへ協賛し、昨年度に引き続き、反射材ストラップ1万5,000個を一括提供し、フェア来場者に配布するという。なお、反射材ストラップは夜間及び薄暮時の視認性を高められる反射材と、携帯電話で着信すると緑に点滅するコンセプトカー「PIVO」のミニチュアを組み合わせている。

日産「第35回(秋)ハローセーフティキャンペーン」を実施

 また、保育園・幼稚園児、小学校低学年(3〜8歳)とその保護者を対象にパソコン用スクリーンセーバーを制作。今回は、「反射材の着用」についてその有効性を学べるスクリーンセーバーを5画面で構成している。さらに、事故死者数ワースト10の都道府県に対して横浜こども科学館(横浜市磯子区)を中心に公的プラネタリウム(約20箇所)で啓発番組を上映。プラネタリウム上映内容をベースに「全席、全員、シートベルトとチャイルドシート着用の必要性」が学べる啓発VTRを制作。スクリーンセーバーとともにホームページからもダウンロードができるという。

 その他、啓発ポスターと懸垂幕の掲出や社内募金活動による交通安全教材の寄贈も行うとのこと。1987年から昨年までの18年間にわたる募金と寄付金の累計は約1億円となる。